スイスの交通標識あれこれ
2回目の今回は、スイスのフランス語圏ドレモン在住の【スイス情報.com】スタッフからの情報です。
スイスと日本の交通ルールの違いや標識の違いはいくつかあるかと思いますが、まず私自身が驚いたのは、スイスの田舎の方へ行くと「信号がない」ということです。
しかし信号がない代わりに、道路標識に様々な情報が表示されており、常に歩行者、運転手共に道路標識をしっかりと確認しなければなりません。
1.黄色のひし形の道路標識
こちらは、「優先道路」を表しています。今いる道が優先道路、また、そのすぐ下の図が示している様に、この先3つに道が分かれており、太い線で表示されているものが優先道路であるという意味です。
2.赤に白丸の道路標識
日本人にとって、「マル=OK」というイメージですが、こちらの意味は「車両進入禁止」で す。スイスでは自転車も車道を走りますので、当然自転車も進入禁止となります。
日本人の感覚ですと、ついつい自転車でどこまでも行ってしまいそうです。
3.車・バイク・スクーターの道路標識
しかし、自転車は車などと比べるとゆっくりと走るためか、自転車と歩行者のみ通ること のできる場所もあります。
こちらの意味は「車・バイク・スクーターの進入禁止」。
4.色々と書いてある標識
まず、ブルーの矢印は「一方通行」。
その下の自転車と三角&矢印は「ただし自転車は行来が可能」。
その下の歩く人が描かれた黄色い矢印は、スイスらしさが出ていると思います。
ハイキングが盛んなスイスでは、いたるところにハイキングコースがあり、その方向を示 してくれているのです。
暖かくなるとさらに外で過ごす時間が増え、ハイキングだけではなくサイクリングや釣りなどを楽しむ方たちを多く見かけます。
その分、運転をする方たちはさらに細心の注意を払って安全運転を心がけましょう。
(4月お題"交通標識")
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筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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