ルツェルン1日観光プラン
私が代表を務める【スイス情報.com】は、スイス各地に在住する日本人スタッフで構成されています。
3月のお題の「1日モデルプラン」のために、ルツェルン在住のスタッフにお勧めプランを立ててもらいました!
ルツェルンは、童話の世界に出てくるようなメルヘンな街並みが魅力です。
ほぼ中央に位置するルツェルン(Luzern)は、カペル橋やライオン記念日、街並みが見渡せるムーゼック城壁などが有名で、スイス建国の史跡などが沢山ある魅力的な街です。
街の中には中世風の壁画があり、歩いているだけでもその街並みに惹きつけられてしまいそうです。
夏には美しい山々が見渡せて、カペル橋の背後にはピラトゥス山、ルツェルン湖を見渡せばリギ山を見渡すことができます。冬には雪化粧した山と湖が素敵な風景を見せてくれます。
モデルルート
1. カルチャー&コングレスセンター(KKL)
ルツェルン中央駅の隣にそびえ立つKKLは、フランス人有名建築家、ジャン・ヌーヴェルがデザインした建物。
コンサートホールの他に美術館が隣接してあり、ルネサンスから現代までのスイス人芸術家の作品を中心としたコレクションに加え、数々の特別展も開催されている。上階にあるアートカフェ( Museum of Art Luzern)は、ルツェルン湖を見渡せるので、おすすめです。
2. カペル橋
カペル橋は、ロイス川にかかる橋で、スイス・ヨーロッパでも最古の橋と言われています。
1993年8月の火災により、ほとんどの絵は焼失しましたが、すぐに再建され、現在でも17世紀前半に書かれたオリジナルの絵が数枚残っています。
天気の良い日は、橋の背後にピラトゥス山も望め、素敵な風景を見ることができます。
3. シュプロイヤー橋
カペル橋よりも小さな橋ですが、天井に「死の舞台」と呼ばれる絵が飾られており、必見です。
中央部には礼拝堂があり、南方側の橋は1408年に建設されたオリジナルで、北方側のものは19世紀頭に再建されています。
4. ムーゼック城壁
14世紀後半に建てられた、ルツェルン市内を囲んでいたという城壁。現在では9つの塔を含む、900mの城壁が残っているだけです。
Zytturm/時計塔、Schirmerturm/シルマー塔、Maennliturm/メンリ塔、Wachtrum/監視塔の4つの塔が無料で公開されてます。城壁を歩くこともできます。メンリ塔の展望台からはルツェルンの素敵なパノラマ光景が見れます。
5. 旧市街
ルツェルン駅から、徒歩10分ほど歩けば旧市街地です。カペル橋から少し先へ進むと、長い階段があり、その上には市庁舎が建っています。その先の旧市街地には、見事な壁画の建物や凝った彫像のついた泉(水飲み場)なども観る事が出来ます。形の変わった看板や、カラフルな壁画を見ながら街の中を散策するのも素敵です。
6. ライオン記念碑
ライオン記念碑はルツェルン観光でも人気のスポット。「瀕死のライオン像」と呼ばれ、1972年に起こったフランス革命で、8月10日、チュルリー宮殿のルイ16世とマリーアントワネットを最後まで守って戦死した、スイス傭兵786人の慰霊碑で、その英雄的悲劇を讃え、デンマークの彫刻家トルバルセンが製作したもの。近くで観ると、その迫力に驚く人も少なくないです。
7. スイス交通博物館
交通博物館までは、ルツェルン駅からバスで15分ほど。お天気が良い日は徒歩で、ルツェルン湖沿いを歩いていくのがおすすめです。ピラトゥス山やリギ山を横目に、30分ほどで博物館までいけます。
スイス交通博物館は、ヨーロッパを代表する博物館で、鉄道、自動車のほかに、プラネタリウムや、大迫力のIMAXムービーシアターなども隣接しており、大人でも楽しめる施設です。
この記事が役に立ったら、このリンク⇒にほんブログ村をクリックしてくださいね!
(3月お題"1日モデルプラン")
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。