スイス・チューリッヒで開催されたお正月イベントに参加してきました!
スイスからあけましておめでとうございます!
2015年の今年もさまざまなスイスの情報を発信します。楽しみにしていてくださいね。
先週末の1月4日日曜日に、スイスのチューリッヒで日本のお正月にふさわしいイベントが開催されました。
チューリッヒにあるスイスで唯一の全日制の日本人学校で開催された毎年恒例の書初め・餅つき大会です!
(主催:チューリッヒの日本人会である「ジャパン・クラブ・チューリッヒ」参加費大人10フラン、子供5フラン)
はるばるベルンから参加してきましたよ!
まず電車(Sバーン)でベルン(Bern)駅まで2駅乗り、ベルン駅からチューリッヒ(Zürich)駅まで約1時間。そして、チューリッヒ駅から乗り換えて、日本人学校の最寄駅のウスター(Uster)まで電車に20分ほど乗り、最後に約10分歩いて到着です。
ドアツードアで2時間以上の道のりですが、毎年参加する価値のあるイベントなのです。
私にとってここ数年お習字をするのは、一年にこの日だけ。
なんといっても、つきたてのお餅をお腹一杯食べれるのは、スイス中探しても年に何度もあることではありません。
(この日使われた杵と石臼は、今月22日木曜日に開催されるのWEFダボス会議開催中のJapan Nightで使用されるそうですよ。ニュースで安部首相がお餅をついていたら、この杵と石臼を探してくださいね!)
日本人学校の体育館↓の半分は書初式用に、そして、奥半分はお餅つき大会用に準備されていました。
書初めは、自分の書道用具を持参しても良いのですが、学校の用具が借りれるので気軽に参加できます。
スイスで書道を教えられている先生のご指導のもと、用意されているたくさんの見本↓から好きな言葉を選んで、お習字の開始です!
初めて書道を体験する子どもやスイス人の大人もそれぞれに作品↓ができあがりました!
先生の総評をいただいた後は、お待ちかねの餅つき大会!
蒸したてのもち米↓がどんどんとお餅に変身していきます。
(この杵と石臼ですよ~!ダボス会議中のニュースで要チェック!)
学校関係者のみならず、希望者は餅つきを体験できますよ。
子供用の杵も用意されているので、子どもたちも列を作って順に餅つきをしました↓。
とても良い記念になることでしょう。
そして、つきたてのお餅は、お皿と箸を持って待ち構えている参加者の口へと進んで行ったのでした。
小国日本といえども、お餅の食べ方一つとっても地域性があることを、このイベントに参加するようになって知りました。
九州は熊本にルーツがあり、山口県育ちの私にとって、お餅の食べ方は、黄粉か砂糖醤油。
日本人学校での持ちつき大会には、黄粉としょうゆ以外に、納豆や大根おろしがあるのです!
(大根おろしはまだテーブルにありません!)
納豆や大根おろしはスイスでは貴重品。
私は、お餅といただくというより、納豆と大根おろしをそれぞれ単品で堪能させていただいています。
お餅をいただきながら、子どもも大人も団欒でき、私は年に数度しかお会いしないチューリッヒ地域の皆さんと交流ができ、とても楽しいイベントでしたよ。
スイス在住の皆さんは、来年参加されてはいかがでしょうか?
2013年の書初めと餅つき大会の様子はこちら↓です。
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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