ベルンの秋の風物詩・連邦議事堂のプロジェクションマッピング
ベルンでも初雪の便りが聞こえる季節に始まる連邦議事堂のプロジェクションマッピング。
今年で4回目となりました。
毎回内容を理解するまでにはいたりませんが、連邦議事堂が大きなキャンバスになるライトショーは見ごたえがあります。
今年のテーマは、『楽園の時間旅行』。
時が恐竜の時代にさかのぼったりして、最終的には、「今を生きろ」というメッセージで終わります。
ライトショーは結構人気があり、特に週末はかなりの人出です。
発表によると、昨年は6週間のショー期間中に44万人のも観客がいたそうです。
ショーは、毎晩7時と8時半から始まりますが、ショー開始直前には、連邦議事堂前広場のブンデスプラッツ（Bundesplatz）とベーレンプラッツ（Bärenplatz）は、人で埋め尽くされています。
ショー開始直前に、トラム（路面電車）が通るシュピタール通り（Spitalgasse）やマルクト通り（Marktgasse）側から行くと、もう何も見えません！
特定の場所で見たいなら、1時間前には会場に行っているといいでしょう。
でも、屋外で寒いし、「そんなに待っている時間がもったいない！」という皆さんに、毎年この連邦議事堂のライトショーに出かけているベルン在住の私から、こっそりショーを見る穴場をお教えしましょう。
待ち時間なしでショーを楽しみたいなら、大回りしてブンデスガッセ（Bundesgasse）から連邦議事堂に近寄ってください。
１つの道順としては、ベルン駅の透明の屋根があるバスやトラム乗り場横のデパートLOEBから、ベルン駅を背に横断歩道まで歩きます。
ベルン駅からこちら↓の写真の風景を見ながら直進してください。
一つ目の横断歩道は渡らず左折して直進するとブンデスプラッツです。
連邦議事堂前広場のブンデスプラッツ（Bundesplatz）の連邦議事堂側の三分の一はがら空きなのです。
連邦議事堂にあまりにも近寄るとショーがよく見えませんが、既に集まっている観客の最前列辺りでは十分に楽しめますよ。
もちろん、後ろの観客の方々に配慮して、座って見る事をお勧めします。
最前列で見たショーの写真はこちらです。
以前は年を越えても開催されていたこともありますが、寒すぎるのか、今年は今週末の11月末で終わりです。
ベルンの今週末の天気は、晴れ。最高気温は10度ほどの予報です。
ライトショーが始まるころには、気温もぐっと下がることでしょう。
暖かくしてお出かけくださいね。
【スイス情報.com】の仲間がブログ投稿してくれた今年のライトショーの感想はこちらです。
とても素敵な写真が掲載されていますよ。
『感動！ベルン国会議事堂のライトショー2014』
ライトショーについての日本語の説明はこちら↓
ベルン市やライトショーの公式ページはこちらです。
ライトショーを見た方は、是非コメントをお寄せくださいね！
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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