セルビア共和国を知っていますか?
「地球の歩き方」読者の皆様、初めまして。
ベオグラード特派員ブログを担当させていただきます、TOMOKOです。
このブログではバルカン半島にある美しい町「ベオグラード」とお喋り好きで朗らかなセルビア人の日常をご紹介したいと思っています。
そして少しでも多くの方がセルビアに興味を持ってくださるとうれしいです。
初めにセルビア共和国の首都ベオグラードの基本情報について簡単に説明します。
人口、国土、宗教について
かつてベオグラードはユーゴスラビア社会主義連邦共和国の首都であり、旧ユーゴスラビアの最大の都市でした。
現在は外務省平成30年のデータよりセルビア共和国の人口は712万人(ベオグラード164万人)、国面積は日本の北海道と同じぐらいの大きさです。
主な宗教はセルビア正教です。
セルビア正教のクリスマスは12月25日では無く毎年1月7日に行われます。
クリスマス当日は町中のレストランやスーパーの多くがお休みになり、
クリスマスのイルミネーションが町を彩ります。今年はうっかりクリスマスを忘れて寒い中、
クロアチア人の友人と買い物に出かけて寒い中、何も買うことができないという事がありました。
1月にセルビアにご旅行される方はお気をつけてください。
気候についてベオグラードの夏の気温は40度を超えますが冬はマイナス10度以下になることもあり寒暖差が大きい国です。
寒暖差はありますが私の住むベオグラードのアパートは冬場はセントラルヒーティングで暖かく、
夏も乾燥しているので日本の夏と比べると過ごしやすいと思います。
気になる点としては日本と同じように夏には蚊が発生しているので夏にセルビアへ旅行される方は是非、
日本から虫よけアイテムを持って行くことをお勧めします。
もちろん現地でも虫よけスプレーや虫刺されれのお薬を薬局で買うことは可能です。
ベオグラードではいたるところにドラッグストアがあるので安心です。
秋から冬にかけてサバ川とドナウ川の影響で霧が発生し朝靄に包まれた美しいベオグラードを見ることができます。
サバ川付近のレストランやカフェはたいへん人気があり
特に夏場はバケーションで訪れた観光客や地元の人々で賑わっています。
私も何度か友人と食事に行きましたが夕暮れ時の景色が特におすすめです。
公共交通機関はトラム、バス、電車があります。郊外へ出かける場合はバスの利用者が多いです。
私は初めて訪れたベオグラードで、まず空港でレンタカーをして南部へ向かいました。
首都から北部は平野が広がり、南部は山岳地帯があります。
日本の国土38万平方km、それに対してセルビアは8.8万平方kmと小さな国なのでベオグラードだけでなく南部ニシュや北部のノヴィサドへ足を延ばしてみるのもお勧めです。
南部には紅葉した山々、水色の空の下には広大な美しい畑があり酪農が盛んな国なので牧場を多く見かけました。
ベオグラードのスーパーにはバラエティー豊かな国産のチーズ、ハム、ソーセージがリーズナブルなお値段で楽しむことができます。
南部の田舎道では時々おじいちゃんとお孫さんらしき若者を乗せた耕運機やトラックが農作業を終えてゆっくりと家路に向かっていたり、
牛が道路をのんびりと横断してたりと牧歌的な風景を見ることができます。
セルビアの交通ルールは右側通行で、日本とは逆です。
私は南部の田舎道を走ったので渋滞も無く快適に運転できたので機会があればまた郊外へレンタカーで出かけたいです。
一方ベオグラード首都では一方通行が多く目的地到着までかなりの時間がかかった経験から中心部は慢性的に渋滞が発生しいているので移動手段としてバス、トラム、タクシーをおすすめします。
セルビアの通貨はディナール。両替しやすいのはユーロです。
日本円も両替できる両替商もありますができないところが多いので気を付けてください。
クレジットカードはスーパーマーケット、レストランなど大抵のお店で使うことができます。
イタリア料理、セルビア料理のレストランが沢山あります。レストランでのチップは必須ではありませんが1割程度渡すのが一般的です。
基本的に水道水は飲む事ができます。
言語についてセルビア人の話す言語はセルビア語です。若い人を中心にきれいな発音で英語を話せる人がとても多いです。
ベオグラードに関してはホテルやレストランなどでは大抵の場合は英語でコミュニケーションが可能です。
お店で買い物をする時はセルビア語で挨拶すると笑顔で対応してくれる事が多いです。
言葉が通じなくても基本的にセルビア人は外国人に親切で話かけてくれます。
彼らはとてもお喋り好きなので挨拶のドーバル ダン「こんにちは」を覚えておくと便利です。。
私がセルビア語で一番最初に覚えたのがフヴァラ「ありがとう」です。
ドーバル ダンとフヴァラを覚えたら
レストラン、お店など様々な場面で挨拶を交わしてみてください。
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