黒い食器
前回に続いて、ベンガルールのメラで見つけた逸品を紹介します。
今回ご紹介するのは、日本の食卓にも映えそうな「Black Pottery」です。
インドの北東部マニプールの中心地から車でおよそ9時間程離れた所にロンピという村があって、そこに住むナガ族は昔からこの「Black Pottery」を作っています。
結婚や出産のお祝いでは欠かせない縁起のいい伝統的な陶器だそうで、結婚式のような特別なイベント時では「Black Pottery」の鍋で食事を作ります。
面白い点は、皿やマグカップだけでなく火にかけてもいい鍋なども同じ素材からできていることです。
素材は見た目通りの石。でも、石を彫ってこういった形にした訳ではありません。
まず、Black Serpentinite StoneとWeathered Rock粘土と混ぜパン生地をこねるようにし粘土状にします。
それから形成し、900度から1200度の温度で5~9時間かけて焼き出来上がりです。
最後は、MacheeやBeeswaxと呼ばれる地元の葉で滑らかに磨き上げ完成です。
ひんやり、つやつや。触っているだけでもいやされるこのBlack Potteryは、ベンガルールでは「Ants」というカフェで売られています。
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