「apaulogy Curious Illustration」~ベンガルールの70年代を今に~

公開日 : 2017年03月28日
最終更新 :
筆者 : 竹内里枝

先日、急速に変化している都市1位にインド・ベンガルールが初めて選ばれました。ベンガルールは、サービス型から高価値な製造業活動に移行し急成長する新興都市としての評価が高かったという。

正直こちらに住んでいる友人たちとこの話題について話しても「え~?ここが?」って思うほど見えない部分での成長に我々は気が付いていないのかもしれません。

庶民の目線で変化を感じることは、たった1ヵ月半一時帰国しこちらに戻ってくるだけで、建設中のビルやマンション、モールが急激に出来上がっていたりしていること。

新しい店もどんどん増えたり・・・景気がいいのか取材する側としてはネタが尽きません。

今回は、そんな変化にいち早く気付いた地元の画家を紹介します。

ベンガルール生まれのインド人Paul Fernandes。

彼は、時代と共に取り壊されていく建造物を記憶に残したいと、1970年代のベンガルールをテーマに25年以上に渡って作品を描き続けている貴重な画家です。

その彼の作品を扱っているのがこちら「apaulogy Curious Illustration」

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彼は、5人兄弟で3人の妹たちはそれぞれ、音楽教師、服飾デザイナー、学校教師として地元で活躍している芸術一家。その影響を与えたのがピアノを嗜む父親ということもあり、音楽をモチーフとした作品も多く見られます。店内には、レトロなピアノが展示されていてとても素敵な雰囲気。

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インドには、神様をモチーフにした絵画が多く見られますが、ベンガルールの町をモチーフにポップでコミカルに描く作風は珍しいのです。

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このお店では、彼の描いた絵画をはじめそれをモチーフにした小物も扱っています。

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海外生活の長いインド人がベンガルール土産として、また古き良き時代を懐かしむ人達は自分の思い出にと購入しているそうです。

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また、彼の作品が一冊になったCoffee table bookには、懐かしい建物の解説などが見開きで書かれているので、ガイドブックとしてまたインテリアとして手元に置くのもとってもお洒落です。

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「apaulogy Curious Illustration」

15 Clarke Road, Opp. Richards Park Entrance Richards Town, Bangalore 560005

営業時間: 11:00~19:30 (但し日曜日は12:00~) 定休日なし

電話: 8105436700

www.apaulogy.com

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