インド人が嫌がる行為
些細なことでも「ノープロブレム」と言ってくれるインド人。
その心の広さは、時には日本人も見習うべきであると思う。
しかし、心の底から嫌な行為もあるようだ。
その本音を聞いてまとめてみた。
①熱いお茶をズーズーすする。
インド人は、熱いチャイをよく飲んでいるが、確かに音を立てない。
一方で日本人は、熱いお茶をフーフー冷ましながらズズッと音を立てて飲むこともある。
その音が嫌なようだ。
②スリッパを差し出す。
お客様が自宅に来た時、日本ではスリッパを差し出す。
しかし、インド人は人の履いたスリッパなど履きたがらない。
それほど気にならない人は、「こんなの初めてだ!」と言って履いてくれるが、まともな人は嫌な顔をする。
スリッパに関しては、西洋人も人が履いた履物など履けないと言って拒否するので感覚は同じかもしれない。
③自分の靴を触る行為。
これから日本で生活するというインド人に、靴を脱いだら振り返って靴の向きを変えるのが日本の礼儀だと教えると、
「自分の靴を触るんですか?汚い!」と非常に嫌がる。
実際、メイドさんに「靴を磨いておいて。」と言った次の日には仕事に来なかったという例もある。
人の靴だけでなく自分の靴までも汚いというインド人。実は、潔癖症?
④寄せ鍋なんてとんでもない!
一つの鍋をみんなの箸でつっついて食べる鍋。
③と同じく、これから日本で生活するというインド人にこんな食習慣について話すと、
「無理!みんなが使っている箸を鍋に入れてそれをみんなで食べるなんて!」
人が口にしたものを不浄とするインド人と食事をする時は、直箸を使うのはやめて取り箸を使おう。
日本人の私でも直箸を使って食べるのは好きではないので気持ちは分かる。
⑤口をつけての回し飲み
個人的には、私もできないのだがインド人はこの行為を非常に嫌がる。
人が口にしたものは不浄とするインド人にとって回し飲みはタブー。
テレビなどでも紹介されているが、インド人はペットボトルの水を口をつけないで飲んでいる。
なぜなら、みんなで回し飲みができるようにするためだ。
水は、貴重なものなので、みんなでシェアーして大切に飲むという行為がここからも分かってくる。
「じゃあ、レストランで熱いチャイも口をつけないで飲むの?」と聞くと
「いいえ、自分だけが飲むものなら口をつけてもいいんです。」と答える。
インドは、気温が高いだけにペットボトルの水も唾液が入ってしまったらすぐに腐ってしまう。
日本人もインドにいる間は、ペットボトルの水を口をつけずに飲むといいかもしれない。
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