インド:熱波に関する注意喚起

公開日 : 2015年05月30日
最終更新 :
筆者 : 竹内里枝

インドの熱波についてのニュースが日本でも報道され、日本の家族や知人からは「大丈夫か?」と心配されている。

ここベンガルールは、最低気温が21度最高気温が35度とそれほど暑くない。

それでもベンガローリアンは、今年は去年より暑いと語る。

最近は、雨も多く日本でいう梅雨のような天候が続いている。

大木が倒れる程の強風。豪雨による浸水。

多数の死者が出ているアンドラ・プラデシュ州は、ベンガルールのあるカルナタカ州のお隣だが、こことはまるで状況が違う。村では停電が2時間以上も続き、ファンも使えないなら外で寝ている方がマシとそのままなくなる人も多いという。水も不足していてるというから悪循環は続くばかり。

以下大使館より送られてきた注意喚起

平成27年5月28日

1.インド国内の多くの地域が酷暑期に入り、報道によれば、5月中旬以降、多くの州で厳しい熱波に見舞われており、5月28日の報道では、熱中症等により、アンドラ・プラデシュ州、テランガナ州を中心に、1400名以上の死者が発生しています。この熱波による影響は6月初旬過ぎまで続くと見られており、インド政府当局は日中の不要不急の外出を控える等、熱波への警戒を呼びかけています。

2.つきましては、インドへの渡航・滞在を予定されている方や現地に滞在されている方は、現地の気象予報をよく確認し、報道や日本国大使館又は総領事館のホームページ等を含め、最新の関連情報を確認する等して、自身の安全の確保に十分注意してください。

3.また、熱中症を予防するために、以下の点にご留意下さい。

(1)熱中症とは

高温(多湿)な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく屋内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

(2)熱中症の症状

・めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い

・頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う など

(重症になると)

・返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い など

(3)熱中症の予防

・暑さを避ける。

(室内では)

・エアコン等で温度を調節(室温をこまめに確認)。

・遮光カーテンで室内温の上昇を防ぐ。

(外出時には)

・特に気温の上昇する昼前後の外出を避ける。

・日傘や帽子を着用する。

・日陰を選び、こまめに休憩する。

(体の蓄熱を避けるために)

・通気性の良い、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する。

・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やす。

・こまめに水分補給をする

   室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)などを補給する。

(4)熱中症が疑われたら

(涼しい場所へ)

 エアコンが効いている室内や風通しの良い日陰など、涼しい場所へ避難する。

(体を冷やす)

 衣服をゆるめ、体を冷やす(特に、首の周り、脇の下、足の付け根など)。

(水分補給)

 水分・塩分、経口補水液などを補給する。

(自分で水が飲めない、意識がない場合)

 すぐに医療機関を受診する。

(関連情報)

・インド連邦政府 国家災害管理庁 熱波に関する情報

http://www.ndma.gov.in/en/media-public-awareness/disaster/natural-disaster/heat-wave.html

・環境省 熱中症予防情報サイト

http://www.wbgt.env.go.jp/

・厚生労働省 熱中症予防リーフレット「熱中症予防のために」

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/nettyuu_leaflet26.pdf#search='%E7%86%B1%E4%B8%AD%E7%97%87%E3%81%AE%E4%BA%88%E9%98%B2'

・厚生労働省 熱中症予防リーフレット「熱中症を防ごう!」職場における熱中症予防対策

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001dwae-att/2r9852000001dwhn.pdf

(問い合わせ窓口)

・外務省領事サービスセンター

住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

電話:(外務省代表) 03-3580-3311 (内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)

・外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐・医療関連を除く)

電話:(外務省代表) 03-3580-3311 (内線)5140

・外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)

電話:(外務省代表) 03-3580-3311 (内線)3399

・外務省政策課(海外医療情報)

電話:(外務省代表) 03-3580-3311 (内線)2850

・外務省海外安全ホームページ

http://www.anzen.mofa.go.jp/

http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地在外公館連絡先)

・在インド日本国大使館

住所:50-G、 Chanakyapuri、 New Delhi、 India

電話:(市外局番011)2687-6564、 6581~ 3/4610-4610

国外からは(国番号91)-11-2687-6581~3/4610-4610

   ファックス:(市外局番011)2688-5587

国外からは(国番号91)-11-2688-5587

ホームページ http://www.in.emb-japan.go.jp/index-j.html

・在コルカタ日本国総領事館

住所:55、 M.N. Sen Lane、 Tollygunge、 Kolkata、 West Bengal

電話:(市外局番033)2421-1970

国外からは(国番号91)33-2421-1970

   ファックス:(市外局番033)2421-1971

国外からは(国番号91)-33-2421-1971

ホームページ http://www.kolkata.in.emb-japan.go.jp/j/

・在ムンバイ日本国総領事館

住所:No.1、 M.L. Dahanukar Marg、 Cumballa Hill、 Mumbai、 Maharashtra

電話:(市外局番022)2351-7101~6

国外からは(国番号91)22-2351-7101~6

ファックス:(市外局番022)2351-7120

国外からは(国番号91)22-2351-7120

ホームページ http://www.mumbai.in.emb-japan.go.jp/jp/

・在チェンナイ日本国総領事館

住所:No.12/1、 Cenetoph Road、 1st Street、 Teynampet、 Chennai、 Tamil Nadu

電話:(市外局番044)2432-3860~3

国外からは(国番号91)-44-2432-3860~3

ファックス:(市外局番044)2432-3859

国外からは(国番号91)-44-2432-3859

ホームページ http://www.chennai.in.emb-japan.go.jp/j/

・在ベンガルール領事事務所

住所:1st Floor、Prestige Nebula No.8-14、Cubbon Road、 Bengaluru、 Karnataka

電話:市外局番(080)4064-9999、4166-0111~3

国外からは(国番号91)-80-4064-9999、4166-0111~3

ファックス:(市外局番080)4166-0114

国外からは(国番号91)-80-4166-0114

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