【ココナッツを頭で割る奇祭】~DODDA DYAVARA JATHRE~
4月27日から5月1日にかけて、ベンガルールからおよそ南東70キロ離れたカルナタカ州コーラール市のキールコテという村で、5年あるいは10年に1度しか行われない奇祭が行われた。
村の人は、1か月前から家の大掃除をしさらにペンキを塗り、ノンベジフードしか口にしてはいけない。
DODDA DYAVARA JATHRE(ドッダ デーワラ ジャットレ)は、シヴァ神のお祭りで
祭りではシヴァ神に化けたヴィラガセが町を練り歩く。
タイトルにも書いた「ココナッツを頭で割る奇祭」
その儀式に出る者は、村のコミッティーメンバーから指名される。その数10~15人。
当日、選ばれし者は、まず鞭でひたすら叩かれ、
次に頭の上でココナッツを割られる。
それも16~32個。過去には、100個に挑戦した者もいたとか。
司祭も呆れて「もういいだろう。」と止めにかかるほど、やり出すと止まらないらしい。
お祭りの意味は、もちろん厄除けや幸せを願うものだが、それをココナッツが頭で割られる瞬間に込めなければならないという。
先日、日本に住む友人から「ココナッツを買ったけど包丁で割れない!」と相談を受けたので、
このお祭りの写真を送ったところ「え~凄すぎる!どんだけ石頭なのインド人。」と爆笑していた。
そしてココナッツが割れると、事前に頭に振りかけてあったターメリックがココナッツの果汁と一緒に流れ落ち全身が黄色に染まる。
「どうせ、ココナッツに切り込みが入ってるんでしょ!」と聞いても「No」と答えるインド人。
次にこのお祭りが行われるには2024年。何故か9年後。
これも村のコミッティーで決めるとか。本当にアバウトである。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。