レバニーズ国立図書館リニューアルオープン
昨年末、長らく休館していたレバニーズ国立図書館がリニューアルオープンしました!
建物の歴史は1900 年代、オスマン帝国時代までさかのぼります。当時はアート、手工芸の専門学校だったこの建物は、レバニーズ大学 法学部の校舎としての利用を経て、1999年より図書館へのリノベーションプロジェクトがスタートしました。レバノンの伝統的な石造りのビルを、内側から現代の技術で支えこむようなデザインを担当したのはerga。レバノンのもっとも有力な建築会社のひとつです。
裏通りに面した繊細なストラクチャー
本棚を貫くようなつくりの支柱。
広々とした学習室
上空から見ると、古い建物と新しい建物の融合がよくわかります。
ライブラリーのコレクションは多岐にわたり、古くはオスマン帝国時代のアラビア語聖書から、フランス語、英語、アルメニア語の出版物まで幅広くカバーしています。
オスマン帝国時代のアラビア語聖書
千夜一夜物語のさまざまなバージョン。
なかでも面白いのは60-80 年代の大衆雑誌。なかなか見ることのない古いアラビア語の女性誌、風刺漫画など、マニアックなセレクションがずらり。どれも手にとって見ることができます。
旅行者も入場無料の、まだまだ新しい公共施設。これからの盛り上がりに注目です。
開館日 平日8:30am-1:30pm (2019年2月現在)。ハムラより徒歩10分。入場無料。不定期閉館日、イベント等はウェブサイトをチェック
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