No.25 北京から高速鉄道で名勝へ行こう

公開日 : 2018年05月19日
最終更新 :
筆者 : byronko
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「高速鉄道」、略して「高鉄(ガオティエ)」は、中国の新幹線です。

高鉄に乗って、北京からさまざまな地域に行けます。

今回は、「北京西」駅から行ける2つの地域をご紹介します。

① 洛陽

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中国仏教の三大石窟の1つ「龍門石窟」は、洛陽にあります。

(残りの2つは、敦煌の莫高窟と大同の雲岡石窟。)

北京西駅から「洛陽龍門」駅まで、高鉄で3、4時間。

洛陽龍門駅から龍門石窟までは、直通バスがありません。

タクシーで行くのがスムーズです。

② 西安

北京西駅から「西安北」駅まで、高鉄で4.5時間〜 6時間です。

4.5時間の列車はすぐに売り切れてしまうので、早めの購入がお勧めです。

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西安の代表的な名勝「大雁塔(ダーイェンター)」は、西安北駅から地下鉄で行けます。

(徒歩を含めて約1時間。)

地下鉄は、「大雁塔」駅で下車。

玄奘(日本では三蔵法師として有名)が、インドから持ち帰った仏教の経典を「大慈恩寺」に保管しましたが、そのお寺の中に仏塔「大雁塔」があります。

なお、玄奘が生涯をかけて、サンスクリット語の経典を中国語に訳したおかげで、正しい大乗仏教の教えが中国に広まったと言われています。

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西安を訪れるのなら、ぜひ見学してほしいのが「兵馬俑(ビンマーヨン)」。

西安北駅から秦始皇兵馬俑博物館まで、直通バスはありません。

タクシーで45分〜1時間かかります。

洛陽や西安は飛行機でも行けますが、航空代は、高鉄2等席の倍の金額です。

また、国内航空便は、遅延やキャンセルの恐れがあります。

定時発車は、高鉄の強みなのです。

チケットはネットなどから購入できます。

購入と入構の際には、パスポートが必要です。

旅行客の方は、旅行代理店を通して、または中国鉄路の駅で、購入するのが無難だと思います。

駅で購入する場合、「售票処」という看板がチケット・オフィスの目印となります。

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