入植時代にタイムスリップ?!鍛冶屋さん、ブラックスミスの見学です。
こんにちは、バロッサ特派員のヴァンダズワン愛です。
現代のように車社会になる前は馬が馬車を引いていたんですよね。
バロッサにヨーロッパからの移民が入ってきた入植時代もそうでした。
街には何軒もの鍛冶屋さん、ブラック・スミスが建っていたそうです。
今でも、そのうちの一軒のみがアンガストンのメインストリートに残っております。
1873年にジョン・ドッドブリッジさんによって開かれました。
3代のドッドブリッジ家に引き継がれ、今でも鍛冶屋の機能を維持し、
保存されている貴重な建物です。
ボランティアによって週末のみ一般公開されております。
ラッキーなことに本物の鍛冶屋さんが作業をしておりました。
彼はどちらかというとアーティスト、作品を作っているそうです。
ボランティアの方に「どちらからいらっしゃいました?」と聞かれ、
ピューズィー・ベールです(地元ですけどね)と答えて、
そこから色々と話に花が咲きました・・・。
そして、もちろん、このブラック・スミスの歴史についても
お話して下さいました。
例えば、この写真は何だと思いますか?
ハンドルとなる部分です。
そういえばうちの薪ストーブのハンドルの形に似ています。
6本の鉄を一つに溶接しているんですね。
なるほどぉ~~~、私は最初にこれを見た時には
一つを6つに割るのかと思っていました。
こちらは薪を割る斧です。
こちらは二枚の鉄を一つに溶接しているのだそうです。
ほぉ~~~、勉強になりました。
ブラックスミス、鍛冶屋さんはいわゆる「街のなんでも屋さん」、
色々と便利な道具を作ってくれたり、修理してくれたり
大切な役割を果たしていたんですね。
こちらは鍛冶屋さんの主要な仕事であったであろう
馬の蹄鉄です。
馬の種類によって、蹄鉄も違うものなのですね。
そして、馬が引いていた馬車の車輪、木製ですが
それだけだとすぐに摩耗してしまいますので
一番外側には鉄の輪がついており、今でいうタイヤの
役割を果たしていたんですね。
その車輪を作っていたのが当時の鍛冶屋さんの兄弟、
(兄か弟かは定かでありません)。
兄弟で仲良く、ひとつの建物の中で日々働いていたのでしょう。
ワインティスティング、あるいはお買い物の合間に
ちょっとバロッサの歴史に触れてみるのも良いかもしれません。
私にはとても興味深かったです。
ブラックスミス・ショップ
The Blacksmith Shop
住所: 19 Murray Street, Angaston
営業時間: 土曜日と日曜日、祝日 午後1時から4時まで
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