サン・フアンのお祭りレポート

公開日 : 2020年06月25日
最終更新 :

こんにちは。

6月23日の晩は前回の投稿でご紹介しました6月24日のサン・フアンの生誕の日を祝うイベントで、例年海沿いでは花火や爆竹の音が夜な夜な鳴り響きます。ですが、2020年の今年はコロナの影響で密を避けるためにビーチは閉鎖されました。

ビーチは閉鎖されたものの花火屋さんには行列ができていたので、きっと皆道端で花火をするのだろうと思っておりましたが予想どおりでした。

写真のようにビーチはフェンスが張られ、パトカーが止まり、ロックダウン中以上の厳戒体制でしたが、道端ではここぞとばかりにバチバチ爆竹をしておりました。

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爆竹をしているのは大人ではなく、小さい子供連れの家族や中学生くらいの子供たちのグループが多かったです。

こちらの写真はビーチの近くの公園ですが、スペインでは家族やその友達と大勢で集まる風習があるようで、この方たちのように15~20人くらいで集まってレジャーシートを敷いて食べ物を持ち寄って宴会をしている人たちをたくさん見かけました。実際にわたしのルームメートも親戚やその友達と15人で食事をするということで、張り切って持ち込み用の食料を作っておりました。

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日本では歩道で花火をしている人は少ないと思いますが、この日は歩道も何も関係なくそこらじゅうで花火をしているので、上に飛ぶ花火などが失敗してこちらに飛んで来たら......と余計な心配をしてしまうたちのため、歩いているのが少し怖いくらいでした。

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マンションの目の前や、木々が生い茂る公園でも普通に花火をしています。

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この日はスペイン中がお祝いモードになるのと、ロックダウン後ということもあり、皆開放的なのか、深夜2時30分くらいまで花火の音が鳴り響いておりました。

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スペインでは、こういったお祭りのときは日本のように近所迷惑をそこまで気にかけず、住宅街であっても皆平気で花火をしますし、今年はありませんでしたが野外クラブ化するようなお祭りでも2時くらいまではガンガン音楽がなっております。お祭りのときは寝ないで皆で楽しもうという文化なのだと思います。

あと、前回の投稿で紹介しましたサンフアンケーキですが、パン屋さんはこれを買うために大行列でした。去年も買わなかったので、今年こそはと思っておりましたが、すでにこちらは30度前後あり、そのなかで並ぶのは躊躇してしまいました。私が住んでいる中心地から少し離れたエリアで30mは並んでおりましたから、賞をとったお店はもっと並んでいたと予想されます。

本日6月25日現在でもパン屋さんにはサンフアンケーキが並んでいたので、おいしそうなお店を見つけたら試してみたいと思います。

それでは、こちらスペインでも日本でもまた感染者が増加傾向にあるようですので、皆さまもお気をつけてお過ごしくださいませ。早く自由に旅行ができる日が戻りますように。

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