マスク着用が義務化されたバルセロナ
スペインでは、5月21日木曜日より、たとえ道端でも他人との距離が2m以上保てない場合は、6歳以上のすべての人を対象にマスクの着用が義務になりました。
今までは、公共の交通機関を利用する時のみでしたが、公道でも屋外でもとにかく基準は2mのソーシャルディスタンスが保てない場合、
マスク着用は義務です。
緊急事態宣言が終了するまでずっと続くそうです。
前までは花粉症のシーズンにマスクをしている日本人を見て外国人が怪訝な顔をしておりましたが、今ではすっかり世界中に市民権を得たマスク、さらなる活躍を見せそうです。
マスクの着用義務宣言が出る前から、こちらでもかなりの人がマスクを着用するようになっておりました。
使い捨てのマスクから、布マスク、たまに、プラスチックで顔を覆っている方も見かけます。
マスクが義務化され、強化されているように思うかもしれませんが、緩和されてきているがゆえの強化です。
実際、経済活動は今週月曜日から少しずつ営業再開したお店もあります。
スペインには日本でいうドンキホーテのような文房具からキッチン用品、ちょっとした家電などがところ狭しと売っているお店が各所にあり、その系統のお店も営業再開しておりました。
アクセサリーのお店の前には「金を買いましょう」の文言が。
今まで閉まっていた洋服屋さんも営業しているお店が増えました。
スペインでは5段階に分けて
少しづつ緩和をしていきます。
フェーズ0、1、2、3、4というかたちです。
すでにフェーズ2になっている地域もありますが、こちらバルセロナ、首都マドリードと一部の場所はいまだにフェーズ0です。
ご参考までに
フェーズ0
ホテル:営業不可
バル:営業不可で、友達や家族と集まることも禁止されております(実際には近くに住んでいる家族同士は集まっている様子ですが)。
海:近くを歩くか、運動することのみ可能。水の中は入ってはいけない。
フェーズ1
ホテル:共有部分は私用不可
バル:テラス席で半分にみ利用可
友達や家族は10人までなら可能。
海:近くを歩くか、運動することのみ可能。水の中は入ってはいけない。
フェーズ2
ホテル:共有部分3分の1まで利用可
バル:テラス席50%、室内40%
友達や家族との集まり15人まで。
海:距離を保ったアクティビティは可能
となっておりますが、実際には海に関しては、大人が運動していい時間帯である朝6時~10時までの間は今は解放されており、海で遊んでいる人もいます。
バルセロナの海は波が少ないので、ウィンドサーフィンやパドリングが盛んですが、そのようなスポーツをする方も海の中に入ることが許可されております。
それ以外は、海水浴をしたければ10時までに海に行くしか今のところは方法がありません。
スペインの緊急事態宣言は5月24日まで、となっておりますが、6月7日まで延長する可能性があるとのことです。
また次回、最新情報をお届けしたいと思います。
私の近所ではないですが、山の方に住む友人が山の様子の写真を送ってくれました。
こちらは、サリア地区という日本の領事館などがあるエリアの教会です。
私が住んでいるエリアよりは人は少ない印象です。
それでは、マドリードやバルセロナも早くフェーズが進むことを祈っております。
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