モデルニスモのルーツを探るバルセロナの新名所"カタルーニャモデルニスモ美術館"

公開日 : 2011年08月09日
最終更新 :

日本では"ガウディ"の名前が一人歩きしていて、(それはそれですごいことだと思うのですが・・)

"モデルニスモ"という言葉、ぴんと来ないひとも結構いるのでは・・(実は私もその一人でした。)

"モデルニスモ"という言葉はきいたことがあっても、それが19世紀末から20世紀初期にかけてカタルーニャ地方で生まれたこの地独特の芸術の流れ、であるというきちんとした定義を知ったのはつい最近(お恥ずかしながら・・)

ということはモデルニスモの作品は必然的にカタルーニャ地方でしか見ることができない、んですね。(当たり前ですね・・でもそれもほんとつい最近気がつきました)。

長く暮らしていて、普通にご近所さんの建物にもよくみかける建築様式なので(なんといってもうちのご近所さんには古い建物が多いのです^^;。)"モデルニスモ"ぼけしてしまっていたのかもしれません・・。

でも、ということは、バルセロナにきたらガウディと並んで"モデルニスモは絶対に見るべし"。

もちろん、町のいたるところにモデルニスモの建築はみることができるのですが、モデルニスモのルーツをたどりながらこの時期の代表的な芸術家の作品をまとめて干渉できるのが、新しくできた"カタルーニャモデルニスモ美術館"です。

↓ もちろん、建物はモデルニスモ建築です。Enric Sagnierの作品です。

mmca1.jpg

ガウディの製作した家具や装飾品はもちろん、彼とほかの芸術家とのコラボの作品や、

やはりモデルニスモの代表作といえる、カタルーニャ音楽堂サンパウ病院の装飾を手がけたエウセビ アルナウの作品などが1000平方メートルのスペースにところ狭しと並べられています。

また、モデルニスモの起源のひとつとなった現実派の作品も多く並べられ、見ごたえはかなりのもの。

アメリカの雑誌"Elle Decor"にも、"バルセロナで訪れるべき5つの美術館"にえらばれたそう。

ほかの美術館や博物館と違って月曜開館なのも、便利です。

また毎月第一日曜はプラス2ユーロでガイドツアーに参加できるそう(英語・スペイン語・カタルーニャ語のみ)。見ているだけでももちろん楽しめるのですが、やっぱり説明がきちんとあると理解も深まり、感動2倍?の気もするので、スケジュールがあえばぜひ参加をお勧めします♪

ガウディの作品をさらに深く知りたいなら必見のバルセロナの新名所です。

住所 Calle Balmes 48 (カサ バトリョから徒歩約5分)

開館時間 月曜から土曜 朝10時から夜20時まで

       日曜 朝10時から14時まで

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。