バルセロナの最新アート発信地Raval地区をお見逃しなく!

公開日 : 2009年03月11日
最終更新 :

Raval(ラバル)地区というより"バリオ・チノ”という名前のほうが日本ではおなじみかもしれませんが・・・。"治安のよくない地区”として知られていたこの地区がここ1、2年で大きな改善?を遂げているよう。

私もはじめて5年前に暮らし始めたときは、決して足を踏み入れることのない地区だったのですが、数年前にメインストリートである”Rambla de Raval"が整備されてから(コンサートもよく行われる広くて気持ちのいい通りです)周辺におしゃれなバーやカフェが立ち並び始め、去年は4つ星ホテルの”Barcelo Raval”もオープン。引き続き、高級ホテルのオープンが今年中にも何軒か予定されているようです。

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確かに、移民が多くて、細い路地が多いので薄暗くてちょっと治安の悪い印象を与えるのは事実です。ただそれを改善するためにかなりの努力がなされ、今もなされているようで・・・日中は常にかなりの数の警察官が地区を巡回しているので逆に安心な感じもします。

それに治安が悪いといっても、よっぽどこちらがぼーっとしていない限り特になにが起こるわけでもないですし・・・(こっちの友達にいわせると日本人が狙われるのは”人を信頼しすぎてるから”だそうで、おひとよしな国民性が裏にでているのかも・・・)

この地区にはMACBA(バルセロナ現代美術館)やCCCB(現代アートアートセンター)をはじめ、バルセロナの最先端のアートスポットであふれていて、実はバルセロナのアーティストたちのお気に入りの地区だったりもするのです。ピカソやダリ、ミロのお気に入りだったといわれるライブハウスLONDON BARもこの地区にあり、今も地元の人たちのお気に入りのバーとして健在しています。

先月もこの地区に、ラバル地区を慕ったバルセロナを代表する作家のマヌエル・バスケス・モンタルバンを記念した広場がひとつ誕生。

これからもますますラバル地区にはアートなスポットが増えていくことは間違いなし!治安もそれに伴ってますます改善することでしょう・・・。バルセロナの最新アート発信地をお見逃しなく

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