「ワット・サケット(Golden Mount)」バンコク市内が見渡せる寺院
バンコクに訪れた際には、ぜひ足を運んでいただきたい寺院のひとつ「ワット・サケット(Wat Saket)」をご紹介します。
別名"Golden Mount(黄金の丘)"とも呼ばれ、その名の通り外から見ると黄金の巨大な丘のようにも見えます。
ワット・サケットの基本情報
ワット・サケットはアユタヤ王朝時代に建設された寺院です。現在もアユタヤに残る「ワット・プーカオ・トーン」を模して作られたとも言われる丘のような形状と、きらびやかな姿が特徴です。
「サケット」とは、王室用語で王が散髪をすることを指し、ラーマ1世が即位する際に儀式の前にここで散髪を行ったことが由来とされています。
敷地内の黄金の丘は「プーカオ・トーン」と呼ばれており、高さは約80メートルです。344段もの階段を上がると、バンコク市内を360度見渡せる空間が広がります。
ワット・サケットの魅力
【①黄金に輝くプーカオ・トーン】
ワット・サケットの1番の魅力は、何と言っても黄金に輝く美しいプーカオ・トーンです。実際に頂上まで登って見て間近で見る迫力はもちろんですが、離れた場所からでもその美しさはしっかりと見る事ができます。外から見るとまるで天空に浮かんでいるような、幻想的な雰囲気です。周辺を散策しながらワット・サケットを見上げるのもよいでしょう。
【②頂上からの景色】
最初にもご紹介した通り、ワット・サケットは頂上からバンコク市内を360度見渡すことができます。遮るものが何もないので見通しも良好です。
頂上まで登るには344段もの階段を登らなくてはなりませんが、下の方は階段横からミストが出ていたり、木の陰になっているので比較的歩きやすいと思います。
中段あたりからは遮るものがなくなってきますが、どんどん見晴らしがよくなってきます。
途中に寺院内とは思えないほどおしゃれなカフェもあるので、疲れてしまった場合には休憩しながら無理をせず進んでみてください。
【③癒しの鐘の音】
中段を過ぎた辺りから通路横にたくさんの鐘が並び、この鐘を鳴らしながら頂上を目指します。癒しの鐘の音を聴きながら進むと、心なしか足取りも軽くなるように感じます。
この鐘の音はワット・サケット周辺を散策していても聞こえてくることがあります。ぜひ都会の喧騒から少し離れて、ゆっくりとした時間が流れているような癒しを味わってみてください。
■ワット・サケット
・住所: 344 Thanon Chakkraphatdi Phong, Ban Bat, Pom Prap Sattru Phai, Bangkok 10100 Thailand
・電話番号: 092-690-9222 , 086-562-9368
・アクセス: パンファー船着き場(Phanfa)から徒歩約6分、MRTサムヨット駅(SamYot)から徒歩約13分
・会館時間: 08:00~18:00
・料金: 50バーツ
筆者
特派員
みかん
ブロガー。記事ライターとしての経験あり。
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