スイーツや朝食で楽しめるタイの揚げパン「パートンコー」

公開日 : 2022年03月26日
最終更新 :
筆者 : Taeko

皆様、サワディーカー。

今日は、タイの揚げパン「パートンコー(タイ語:ปาท่องโก๋(Pa Thong Ko)、中国語:油条、油條」を紹介します。今年初めて食べて、そのおいしさに驚いたタイの揚げパンですが、中華圏の朝食でも食べられる揚げパンと似ているようです。

■「パートンコー」を食べられるベーカリー、カフェレストラン「Kanom(カノム)」

まず最初に紹介するのは、ベーカリー、カフェレストラン「Kanom(カノム)」のパートンコーです。Kanomは20年以上の歴史があり、10店舗以上の店舗展開をしているお店です。

店名のKanomは、タイ語で、お菓子という意味です。エッグタルトとスティック状のパイもおいしくて、何度も買いに行ったことがありますが、今回、初めて、パートンコーを食べてみたら、パートンコーもとてもおいしかったです。

■「Kanom(カノム)」の情報

公式ウェブサイト https://www.kanom-cafe.com/

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今回訪問したスクンビット・ソイ49にあるKanomの店舗は、バンコク在住の日本人のおそらく全ての人が知っているであろう、スクンビット・ソイ49にあるサミティヴェート・スクムウィット病院(https://www.samitivejhospitals.com/jp/)のすぐ近くにある店舗です。

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屋外でも、食事できるスペースが少しあります。日本人街にありますが、テイクアウトで買っていくタイ人のお客さんがとても多い印象です。

■スクンビット・ソイ49にある「Kanom」のメニューとパートンコーの楽しみ方

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以前訪問した時はなかったスコーンも複数種類ありました。スコーン好きの方にはたまりませんね。

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パートンコーは、1個35thb~です。私は、55thbのソース1種類付のパートンコーミニセットを頼んでみましたが、袋の中には結構大きなパートンコーが2個入っていました。

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生地自体に甘さはほとんどなく、選んだ練乳のディッピングソースをつけながら食べました。甘さは自分でつけるソースで調整できるとはいえ、油で揚げているので、1個で、かなりの満足感が得られます。

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その場で食べると、生地は熱々で、表面は少しツンツンしていて、中身はふわっとしています。食べると、もちっと感があり、とてもおいしかったです!日本では味わったことのない揚げパンの触感と味わいです。ミスタードーナッツのハニーディップに少し弾力をつけ、まわりにつけるほんのり甘いグレーズをつけず、ソースを自分でつけながら食べる揚げパンという感じでしょうか。

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パートンコーは、スイーツ以外に、朝食として味わうこともできます。Kanomには、ジョーク(お米を小さくしたおかゆ)と温泉卵と一緒にパートンコーを食べる香港スタイルのセットメニュー(上の写真の右上)もあります。豚肉入りは120thb、海老入りは150thbです。

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パートンコーのトースト(上の写真の左上)もあります。こちらはお試ししていませんが、表面のカリッと感じが増すのかもしれません。

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ドリンクも色々あります。タイ語のパートンコーのWikipediaのサイトを見ていると、豆乳やココアやコーヒーと一緒に味わうのも人気の味わい方のようです。日本在住の台湾育ちの台湾人の友達に、台湾でのパートンコーの食べ方をきいてみたところ、台湾では、朝食として、廣東粥というおかゆに入れて食べたり、豆漿や米漿につけたりしながら食べるのだそう。パートンコーをドリンクに浸して食べるというのは教えてもらうまで想像もしてなかったので、新たな発見でした。甘いディッピングソースにつけて食べて飽きてきたら、ドリンクに浸して食べるというのもよさそうですね。

■パートンコーの作り方は簡単!?

タイ在住の北京育ちの中国人の友達に、中国のパートンコーについて聞いてみると、中国では甘くなくて、塩気のあるパートンコーで、30cm以上の長さのものが多いのだそうですが、パートンコーは簡単に作れるよ! とのこと。

作り方は、日本語で紹介している方もいますし、タイ語なら「วิธีทำปาท่องโก๋(パートンコーの作り方)」や「สูตรปาท่องโก๋(パートンコーのレシピ)」で検索すると、動画も出てきます。パートンコーが好きで、揚げ物をするのが苦痛ではない方は、手作りしてみるのもよいと思います。

■最後に

以上、タイのおいしい揚げパン「パートンコー」の情報でした。今回紹介したベーカリー、カフェレストラン「Kanom(カノム)」以外にもパートンコーを食べられる店はたくさんあり、インスタグラムで、パートンコーやปาท่องโก๋でタグ検索すると、色々なお店情報が得られますよ。以上、参考になれば嬉しいです。それでは、皆様、サワディーカー。

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

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