【2021年】10月6日~14日、タイはキンジェー(菜食週間)

公開日 : 2021年10月11日
最終更新 :
筆者 : Taeko

皆様、サワディーカー。

今年(2021年)も、タイで年に一度の「キンジェー(เทศกาลกินเจ)」と呼ばれる菜食週間が始まっています。今年は、10月6~14日の9日間で、前日くらいから、食品売り場や飲食店などで「齋」や「เจ(ジェー)」の文字が書かれた黄色の旗をつけた菜食食品を積極的に販売するところが多く見られます。期間限定で、ベジタリアンメニューを提供するレストランもあります。

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ギンジェーは、中華系のタイ人から伝わった行事と言われています。今年は、新型コロナ感染拡大により、バンコクのヤワラー通り(中華街)での菜食祭りの開催は中止となったようですが、スーパーではキンジェームード満載で、人通りは少ないものの、たいへんにぎやかな印象を受けます。

期間中は、心身ともに清めるべく、動物性食品である肉類や牛乳、卵、香りの強い食材、酒類を避けることがすすめられます。タイでは、すべての人が、キンジェーに取り組むわけではありませんが、期間中、動物の命をいただくことなく、なるべく菜食にしたほうがよさそうな雰囲気はあります。健康のために、積極的に取り組んでいる人もいます。

毎年、タイ全土で、太陰暦の9月1日から9日間開催されるキンジェーのシーズン、今年は残りわずか数日となりましたが、期間中、タイに滞在される方は、健康を意識し、食生活を見直してみるのはいかがでしょうか。また、タイ旅行に来たいけど、新型コロナウイルス感染症感染対策措置の関係で、まだ気軽に来られないと感じている方は、遠くから、このタイの食文化を体験してみるのはいかがでしょうか。

それでは、皆様、サワディーカー。

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

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