【バンコクの新名所】ワット・パクナムで建設中の巨大仏像とその撮影スポット

公開日 : 2021年03月04日
最終更新 :
筆者 : Taeko

皆様、サワディーカー。

近年日本人の間でたいへん有名な寺院「ワット・パクナム・パシーチャルン(タイ語表記:วัดปากน้ำภาษีเจริญ、英語表記:Wat Paknam Phasi Charoen」で、2017年から建設中の巨大仏像(พระพุทธธรรมกายเทพมงคล、Great Buddha)はご存知でしょうか。まだ完成していませんが、もし、いま(あるいは近いうちに)、タイ・バンコク滞在中の方は、建設中のいましか見られない巨大仏像(ワットパクナム大仏)を観賞してみてはいかがでしょうか。

picture3601_DSC02558c.jpg

なお、幅40m、高さ69mにもおよぶ巨大仏像は、「ワット・パクナムでは近すぎて、巨大すぎて、写真が撮れない!」と耳にすることがあります。確かに、日本人の間でたいへん有名なエメラルド色の仏舎利塔と天井画が見られる白い大仏塔内からは巨大仏像の後ろ姿しか見られません。そこで、今回、実際に、ワット・パクナム周辺および敷地内に行ってみて、標準的なレンズを装着したデジタルカメラやスマートフォンのカメラで撮影しやすいと感じた撮影スポットを紹介します。

■巨大仏像の撮影スポット その1~ワット・パクナムのトイレ前(巨大仏像の左横顔側)

picture3602_DSC02338lc.jpg

巨大仏像の横顔になりますが、また、緑の葉っぱの具合にもよりますが、現時点では、ワット・パクナム敷地内ではトイレ前(トイレを左手にした場所)がポートレートを撮るにも、巨大仏像のお顔を撮影するにも、ここが簡単でよいのではないかと感じます。

なお、ここのトイレはわりと清潔感のあるトイレで、日本人観光客の方でも比較的使いやすいと思います。ただ、トイレットペーパーが私の訪問時にはなかったので、特に、女性の方はトイレットペーパーやティッシュを持参したほうがよいと思います。

■巨大仏像の撮影スポット その2~ワット・パクナムの本堂近く(巨大仏像の正面側)

picture3603_DSC02520p.jpg

ワット・パクナム敷地内には、巨大仏像の正面側、本堂(以下写真の➀)の近くに、少し広場があります。そこから撮った写真が上の写真です。ここは、人と一緒に撮影するには広角のレンズがあっても苦労しそうですが、巨大仏像のお顔を間近に観賞できるベストスポットではないでしょうか。とても優しい表情をしているのがよくわかると思います。

picture3600_20210227_114747.jpg

■巨大仏像の撮影スポット その3~寺院「ワット・プラドゥーチムプリー」の近く

picture3604_DSC02699kl.jpg

ワット・パクナムの近くには、バンコクヤイ運河に沿ってたくさんの寺院があります。タイでは、1日のうちに、寺院を9ヵ所巡ると縁起がいいと言われていますし、体力のある方は、周辺の寺院訪問をしてみてもよいかもしれませんね。

ワット・パクナムとセットでワット・クンジャン(วัดขุนจันทร์、Wat Khun ChanまたはWat Waramartaya Punthasatharam)へ行かれる方も少なくないと思いますが、ワット・プラドゥーチムプリー(วัดประดู่ฉิมพลี、Wat Pradu Chim Phli)も近く、そのエリアからワット・パクナムの巨大仏像が少しだけ見えます。

Google mapのナビを頼りに、ワット・パクナムからワット・プラドゥーチムプリーへ向かうとき小さな橋を渡ります。渡ってすぐ、右方向に進んでいったところからは巨大仏像は見られないだろうと感じはしたものの、進んでいくと、意外にも少しだけ見えました。ここは、まだ知られていない穴場の撮影スポットではないかと感じました。

picture3600_20210303_010445.jpg

ワット・パクナム内にもありましたが、この近くにも寺院巡りの案内板(上の写真)がありますので、参考になると思います。

■巨大仏像の撮影スポット その4~ワット・パクナムの最寄り駅、MRTバーンパイ(Bang Phai駅ホーム

picture3605_20210219110822.jpg

最後に紹介するのは、MRTのバーンパイ駅構内、ホームの片隅です。巨大仏像が点くらいの大きさにしか撮れないので、巨大仏像を大きく撮るには望遠レンズがついたデジタルカメラが必要になってきますが、高品質と言われる新しいスマートフォンであれば比較的簡単に大きく撮れると思います。

また、巨大仏像を小さく背景において、ポートレートを撮るにはよいのではないかと思う撮影スポットです。あまり危険な場所でも迷惑もかかるような場所ではないと思いますし、撮影される人がホームに落ちることはないと思いますが、お持ちのカメラによっては、撮影者が撮影に夢中になりすぎて、被写体から離れようとするとホームに落ちる場合があるかもしれませんし、混雑時には周りに迷惑がかからないとも言えませんので、撮影の際は、その点にはくれぐれも気をつけてください。

■その他の撮影スポットについて

周辺の民家に住んでいれば、望遠レンズをつけなくても気軽に撮影できる場所はたくさんありそうなワット・パクナムの巨大仏像ですが、残念ながら、現時点では観光客の方が気軽にアクセスできる場所はなさそうです。タイ在住のプロの写真家さんたちが撮られた写真に魅せられ、私もその他の撮影スポットも探してみましたが、どこも、200㎜以上の望遠レンズを使わなければ撮影できなかったり、駅からそのためだけにけっこう歩かなくてはならない場所で、気軽に楽しむ観光という視点では私自身はあまり魅力的ではない気がしたので、今回の記事での紹介は割愛しました。

以上、誰にも聞かず、私なりに一生懸命探した、観光客の方へおすすめするワット・パクナムの巨大仏像の撮影スポット、いかがでしたか。ワット・パクナムを観光する際の参考にしていただけたら幸いです。私が撮影したワット・パクナムの巨大仏像の写真は、インスタグラムで、#lovewatpaknamのタグをつけて投稿中です(こちらで見られます)。今後も引き続き、ワット・パクナムの巨大仏像の撮影スポットを探していくつもりで、今後はこのタグで投稿していくつもりです。この記事を参考に、ワット・パクナムの巨大仏像の写真を撮られた方がいましたら、よろしければ、同じタグをつけてアップしていただけたらとてもうれしいです。

過去に書いたワット・パクナムの関連記事▼

「タイ王国バンコク都内の寺院観光 ~天井画の美しい寺院「ワットパクナム」※アクセス追記」

現在、新型コロナウイルス感染症対策の関係で、外国からのタイ観光旅行には2週間の隔離などが求められており、難しい状況が続いていますが、次回のタイ観光旅行やタイ生活で、今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。それでは、皆様、サワディーカー。

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。