【2021年3月1日時点】県外移動および新型コロナウイルス感染症対策@タイ・バンコク

公開日 : 2021年03月01日
最終更新 :
筆者 : Taeko

皆様、サワディーカー。

3月になりましたね。タイは、1週間ほど、数値の上では、新型コロナウイルス感染症新規感染者数が1日あたり100人以下にとどまるようになりました(「Corona Tracker」を参照)。タイ・バンコクにおいて、2021年2月下旬に、新型コロナウイルス感染症対策に関して、以下の規制緩和がありましたので、お知らせします。

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■タイ国内での県外への移動について

2021年2月26日、タイ国政府観光庁のウェブサイト(www.tatnews.org)内で県外への移動に関してまとめられたページ(こちら→https://www.tatnews.org/2021/02/provincial-entry-and-exit-rules-as-thailand-further-eases-covid-19-control-measures-from-22-february-2021/

)が新たに投稿されました。

個人的にずっと気になっていた、タイ・バンコクからバンコク近郊のアユタヤ観光ができるかに関して、以前本文(こちら)にあった14日間自宅あるいは隔離施設にとどまる必要があるという文章などが消えました。現在、バンコクは、Controlled areas(eight provinces)に入っており、アユタヤは、High surveillance areas(14 provinces)のひとつで、バンコクからアユタヤ移動にあたっては特に言及がありません。状況や対策は変化していきますし、ウェブサイトで、詳しくは地元行政などで確認するようにと書かれるようになりましたので、観光客の方で移動に関して不安な方は、TAT Contact Centreやツーリストポストで確認するとよいでしょう。私は、昨日、アユタヤへ行ってみたのですが、入県に際して取り締まりなどはありませんでしたし、タイ国有鉄道で往復された方はほかにもいるようでした。

■タイ・バンコク都内での新型コロナウイルス感染症対策について

また、在タイ日本大使館からのメールによると、2月23日にバンコク都は、政府対策本部が定める防疫措置に関する地域区分指定が「最高度管理地域」から「管理地域」へ変更されたことを受け、防疫措置の緩和に関するバンコク都告示第20号を発表し、レストランなどでの飲酒、バー、パブ、カラオケなどの午後11時までの営業が23日より可能になっています。また、以下、転載します。

▼転載ここから------------------------------

●未だ使用を認めない施設・活動(告示第1項)

・闘鶏場、闘牛場、闘魚場

●別表で定める防疫措置を厳格に適用しつつ、使用可能とする主な施設・活動および各種条件(告示第2項)

・飲食店、コンビニエンスストア、屋台、フードセンター等。座席数の制限等の防疫措置を講じた上で通常通り営業が可能。ただし、23時00分以降は、持ち帰り形態のみ可能。

・百貨店、ショッピングセンター等。

・商品展示場、会議場、展示場(入場者は300名以下)。

・小売店、市場、水上市場、定期市、美容室・理髪店、託児所、高齢者施設、育児施設、就学前児童施設、美容クリニック、ネイルショップ、ゴルフ場、ゴルフ練習場、競技場、公園、運動場、ペット用美容店、屋内運動施設、屋内外のプール、博物館、美術館、映画館、劇場、動物園、ボードゲーム場、インターネット店、格闘技ジム、各種競技施設、宴会場(入場者は300名以下)、フィットネス、スパ、マッサージ、ボーリング場、スケート場、ダンス場、遊園地、遊技場、ムエタイ競技場、競馬場、学校、補習校、各種教育施設等。

・娯楽施設、パブ、バー、カラオケ、入浴施設、個室付き浴場は、23時00分まで営業可能。

●行事ないし催事の実施に際しての留意事項(告示第3項)

・会議、セミナー、宴会といった大人数の人が集まり感染が広がりやすい活動は、300名以下で実施し、事前に区役所に計画書を提出しなければならない。また、出入域時にアプリケーション(タイチャナないしモーチャナ)を使用しなければならない。

●本件告示内容は、2月23日から適用する。

在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続きマスク着用・手洗い・うがい等の励行に努め、感染予防に努めてください。

なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。

▲転載ここまで------------------------------

現在、タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(Thailand's Centre for Covid-19 Situation Administration、略記:CCSA)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止対策の一環で、予防措置として「DMHTT」を呼びかけています。 Dは、Distancing(ソーシャル・ディスタンシングー感染拡大を防ぐために物理的な距離をとること)、MはMask wearing(マスク着用)、HはHandwashing(手洗い)、TはTemperature check(検温)、TはThai Chana contact tracing application(行動追跡アプリ「タイチャナ」)です。1日も早く事態が改善し、収束に向かうよう、私たちも新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めましょう。

▼2021年に投稿した新型コロナウイルス感染症対策関連情報

それでは、皆様、サワディーカー。

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

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