色をテーマに巡るタイ・チェンラーイの観光スポット3選 ~寺院・博物館

公開日 : 2018年08月23日
最終更新 :
筆者 : Taeko

タイ王国チェンラーイ(チェンライ)は、色をテーマに観光することができるという情報があります。

私なりに調べてみたところ、白色はワット・ローン・クン (Wat Rong Khun)、黒色はバーンダム・ミュージアム(Baandam Museum)というのは、万人共通の認識で良さそう。その他、青色はワット・ロンスアテン(Wat Rong Sua Ten)やメーファールアン芸術文化公園(Mae Fah Luang Art and Cultural Park)、緑色はワット・プラケーオ(Wat Phra Kaeo)や茶畑(Choui Fong Tea Plantation)、黄色はシンハー・パーク(Singha Park Chiang Rai)、金色はゴールデン・トライアングル(The Golden Triangle)や時計台(Clock Tower)、赤色はドイ・ディン・デーン(Doy Din Dang)等。それぞれの色が指す場所は人や時代によって異なるようにも感じられます。

チェンラーイ観光の際、興味のある色をテーマに旅してみるのはいかがでしょうか。今回は、実際に現地へ行ってみて、色が印象に残った3つの建築物-白色のワット・ローン・クン、黒色のバーンダム・ミュージアム、青色のワット・ロンスアテンをまとめてご紹介したいと思います。

白い寺院「ワット・ローン・クン(Wat Rong Khun、タイ語表記: วัดร่องขุ่น)」

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近年、タイ・チェンラーイの有名観光地として話題にのぼることが多く、この寺院を見ることを目的にバンコクから日帰りツアーも企画されることもある白い寺院「ワット・ロンクン」。

1997年に、タイの視覚芸術家チャルムチャイ・コーシッピパット氏(Chalermchai Kositpipat、1955年生)がデザインした寺院です。「ホワイト・テンプル(The White Temple)」の名でも知られており、仏陀の清浄さを象徴するべく、本殿の外観は白く塗られています。天気の良い時なら、青空と白い寺院のコントラストがとても美しく感じられる場所でしょう。地獄寺とも呼ばれているこの寺院は、仏教の教えを学び、瞑想する場所として、善悪を表現するべく、少し怖く感じる演出もあります。

住所 1208, Tambon Pa O Don Chai, Amphoe Mueang Chiang Rai, 57000, Thailand

時間 8時~17時(月~金)、8時~17時30分(土日祝)

ホームページ http://www.watrongkhun.org/

黒い博物館「バーンダム・ミュージアム(Baandam Museum、タイ語表記:บ้านดำ)」

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白い寺院と合わせて見てまわることをお薦めしたくなるのが、黒い博物館「バーンダム・ミュージアム」です。「バーンダム」というタイ語を日本語に訳すと「黒い家」で、「ブラックハウス(The Black House)」という名で紹介されることもあります。とても可愛らしい外観で、黒色を基調とした、博物館らしい商品の展示・販売場所もあります。周辺にはカフェもあり、観光中の休憩スポットとしても良さそうです。

住所 414 Moo 13, Nanglae, Muang Chiang Rai 57100, Thailand

時間 9時~17時(12時~13時を除く)

拝観料 (2016年12月1日~)80バーツ(=日本円で約270円)

青碧寺院「ワット・ロンスアテン(Wat Rong Sua Ten、タイ語表記:วัดร่องเสือเต้น)」

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青い寺院(The Blue Temple)とも呼ばれる「ワット・ロンスアテン」」。白い寺院「ワット・ロンクン」を建築したチャルムチャイ・コーシッピパット氏の弟子スラーノック(プッター・ガープケオ)氏が建築した寺院。敷地内には、まだ、境内には建築中のものがたくさんありましたが、綺麗な青色がとても印象に残る寺院でした。

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住所 306, Moo 2, Tambon Rim Kok, Amphoe Mueang Chiang Rai, 57100, Thailand

時間 7時~20時頃

拝観料 無料

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

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