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まるで宮殿!タイの名門私立「アサンプション大学」の特色や魅力とは?卒業生インタビューあり

カテゴリー:見所・観光・定番スポット 投稿日:2022年3月 7日

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サワディーカー。バンコク2特派員のぴっぴです。今回ご紹介するのは、タイのミッション系私立大学「アサンプション大学」です。ゴシック様式のキャンパスは美しく荘厳で、まるで宮殿のよう。


先日、タイ人の卒業生2人と一緒にアサンプション大学を訪れ取材してきました。グローバルに活躍する優秀な人材を多く輩出するこの大学の特色や魅力、現地で見聞きした風景をご紹介します。


記事の後半では、夢と情熱あふれる卒業生2人のインタビューも掲載しています。


タイの名門私立大学「アサンプション大学」(通称ABAC)とは?


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アサンプション大学、通称ABAC(エイバック)は、聖ガブリエル修道会によって運営されているミッション系の大学です。その前身は1969年に創設された「アサンプション経営学校」という高等教育機関で、1990年に大学として認可を受け「アサンプション大学」と改称され現在に至ります。


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キャンパスは、バンコク市内の「フアマークキャンパス」、セントラルワールドプラザ内の「シティ・キャンパス」、郊外の「スワンナプームキャンパス」の3箇所です。ABACがもっとも力を入れる経営学の分野をはじめ、人文学、法学、科学技術、看護、音楽、建築など11学部を擁しています。


学生数はおよそ2万人。アサンプション大学は、タイで初めて海外留学生への教育プログラムを整えた大学でもあり、とてもインターナショナルな雰囲気です。中国・ミャンマー・インドをはじめ、世界80ヵ国以上からの留学生を受け入れ、ほとんどの授業が英語で行われています。


緑豊かな庭園に囲まれた「スワンナプームキャンパス」


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筆者の友人で、ABAC卒業生のタイ人2人と訪れたのは、メインキャンパスの「スワンナプームキャンパス」です。このキャンパスがあるのは、バンコクから車で1時間半ほどの場所にあるサムットプラカーン県。


周辺にはレストランやカフェがぽつぽつあるくらいの、のどかな場所です。学生寮のビルディングが建ち並び、ひとつの学生街を形成しています。



筆者「バンコクからはちょっと遠いね」
友人「いやいや、ちょっとどころじゃないよ、アクセスは最悪だよ(笑)。どこへ行くにも車がないとキツいしね」


スワンナプームキャンパスの校舎は200エーカーの広大な敷地のなかにあり、緑豊かな庭園と木々に囲まれ「公園のなかの大学」とも呼ばれています。それではゴシック様式の美しいキャンパスをご覧いただきましょう!


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▲金に縁どられた赤いパビリオン


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▲丸い金色屋根が輝くチャペル


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▲39階建ての聖堂


校舎の中に足を踏み入れると、まるで中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのような、神聖で重厚感に満ちた雰囲気が漂っています。デザインやインテリアも高級感があっておしゃれ。う、美しすぎる...... 


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こちらはブックストアです。


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教材やノート、文房具、ABACのオリジナルグッズもたくさん。


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記念に、ABACの校章がはいったバッジ(40バーツ)を購入しました。


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タイの大学では制服が義務付けられています。こちらはABACの制服。試験の日には校章入りベルトの着用など、きちんとした制服の着用が求められるそうです。


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キャンパスを散策していると、結婚の記念撮影をしているカップルを3組ほど見かけました。


友人「ABACはフォトウェディングのロケーションとしても大人気なんだ」


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広大な敷地内には、学生寮、カフェテリア、チャペル、本屋、銀行、郵便局、博物館、ジム、図書館、テニスコートなど、あらゆる施設が充実しています。


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▲50万冊以上の蔵書を誇る図書館


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▲キャンパスの正面と学生寮を結ぶ大通り


下の写真中央にそびえるのが「時計塔」。所定の時間になると鐘の音が鳴り響きます。バスケットボールのグラウンドと地下駐車場に続くピラミッドを囲むように、学生寮の建物がコの字型に並んでいます。


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▲中央が時計塔


友人「コロナ前までは、連日のようにキャンパスのあちこちでコンサートやイベントが開催されてたんだ」


コロナ禍で長期にわたってオンライン授業が続き、多くの施設は閉鎖され、学生の姿もほとんど見かけません。友達とワイワイして過ごす青春を奪われた、現役の学生たちが不憫でならず、静まり返ったキャンパスを歩きながら胸がキュっとしました。


ABACの卒業生2人にインタビュー


ABACの卒業生である私の友人2名に、大学生活の思い出や母校の魅力について語ってもらいました。


2021年卒業 Taeさん(25)
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――簡単に自己紹介をお願いします。
バンコク出身のTaeです。ABACではビジネス英語を専攻、マーケティングを副専攻していました。現在は実家に戻って家業を継いでいますが、日本の文化や日本語に興味があって、2022年春から東京で1年間の留学をする予定です。


――ABACを選んだ理由は?
ABACで学べる科目全般やライフスタイルが気に入り、また親や友人からの勧めもあって、この大学を選びました。英語はもちろんビジネスやマーケティングなど、実践的かつ人生の幅を広げてくれそうな科目に、とくに興味がありました。


――ABACの魅力は何だと思いますか?
美しいキャンパスと、整備された多様な学習環境です。それぞれの学部や学科によって用意された学習環境は異なります。たとえばコミュニケーションアート学部であれば、演劇をするためのスタジオや映画の音声を録音するためのオーディオルームがあったり、パイロット学科であれば、飛行機のエンジンや飛行シミュレーターについて学べる場所があったりします。


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▲在学中にギターを弾いたり歌を歌ったりした思い出の場所


――大学生活での思い出は?
大学で開催されるコンサートやイベント、ナイトライフを楽しんだ日々が、色鮮やかな青春の記憶として忘れられません。授業終わりにはよく仲間たちと集まって、ギターを弾いたり歌ったりしたものです。


イベント好きの僕は、企画するのも大好きでした。所属していた「ローターアクトクラブ」(Rotaract Club)というボランティア団体の活動では、チームリーダーとして様々なプロジェクトを企画・運営し、そこで多くの学びを得ました。素晴らしい仲間と出会えたことや、後輩たちが成長し活躍する姿を見れたことも、すごく嬉しかったですね。


学業面では、経営分析や顧客行動分析などの研究に没頭しました。かなり苦労しましたが、やりがいがありました。こうして振り返ると、大学生活での経験はすべて今の自分に繋がっていると実感します。


――将来の夢やビジョンは何ですか?
2022年は東京で日本語のスキルを身に付けながら、日本各地を旅したりボランティア活動に取り組んだりするつもりです。長期的なビジョンとしては、ずっと興味を抱き続けている「旅行、人、文化、アイデア」に関連するなにかにチャレンジしたいです。


パンデミックやテクノロジーの進歩が世界を大きく変えていくなかで、今はまだ具体的な構想を描けているわけではありませんが...... これから数年かけて、できるかぎり多くの知識と経験を積んで、30歳くらいには自分のビジネスを興したいと考えています。


2020年卒業 Bambamさん(25) 
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――簡単に自己紹介をお願いします。
ラーチャブリー県出身のBambamです。専攻はビジネス英語、副専攻はマーケティングでした。現在はベルギーでオペア(※海外の現地家庭でベビーシッターなど住み込みで働くプログラム)で働きながら留学しています。タイの一時帰国から戻ったら、スイスでオペア生活をもう1年続ける予定です。


――ABACを選んだ理由は?
インターナショナルな環境で英語のスキルアップができることです。高校のときアメリカで5ヶ月ほど交換留学を経験し、いかに自分が「井の中の蛙」だったかに気付きました。留学から戻った私は「英語のスキルをもっと伸ばしたい」という情熱に燃え、タイでもっとも国際的な大学であるABACで勉強しようと決めました。


――ABACの魅力は何だと思いますか?
ひとつは、美しく整備されたキャンパスです。図書館、フィットネスクラブ、自習室など、学生たちが快適に楽しく過ごすための施設が充実し、学業にも集中しやすい環境が整っています。


また本格的な英語を学び実践する機会が多いことも魅力です。先生は素晴らしい方ばかりですし、ABACでは観光英語、ホテル英語、音楽ビジネス英語、国際貿易英語、翻訳、文法、作文など、多彩なコースが用意されていて、英語をより深く学ぶことができます。


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――大学生活での思い出は?
Taeと同じ「ローターアクトクラブ」に所属して、ボランティア活動に取り組んだことです。たとえば農村部に2週間泊まり込んで図書館を建設するプロジェクトに参加したり、ローカルな暮らしや文化について学んだことを発信する活動をしたり。


クラブでの活動を通じて、助けを必要としている人々に寄り添い、その人の人生をより良くするために少しでも役に立てることが、私にとって最も幸せなことなんだと気付きました。


――将来の夢やビジョンは何ですか?
私にとっての生きがいであるボランティア活動を、もう少し続けたいと思っています。2023年にスイスでのオペアが終了したら、次はドイツのFSJ (Freiwilliges soziales Jahr)というプログラムに参加するつもりです。


――Taeさん、Bambamさん、素敵なお話をありがとうございました!


BambamさんとTaeさんが在学中に撮影したという「ABAC紹介」の動画をシェアしてくれたので、ぜひご覧になってみてください。大学の雰囲気がより伝わるかと思います♪(※英語です)



日本人も入学できる


日本人にもABAC入学の扉は開いています。授業が英語で行われるため英語力は必須ですが、日本のような統一大学入学試験はないので比較的ハードルが低く、入学金・必要書類・高校の最終学歴などがあれば多くの人が入学できるようです。


ただ卒業するためには必須科目や指定科目の合格などが必要となり、タイ人でも「4年で卒業できなかった」という学生がかなりいるそうです。


まとめ


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今回ABACのあちこちを案内してもらい、こんな美しいキャンパスで青春時代を過ごした友人たちが羨ましくなりました。バンコクからは距離がありますが、郊外だからこその緑豊かなキャンパスライフもすごく素敵ですよね。


早くパンデミックが収束して、現役の学生たちが本来の青春を取り戻せますように。気になった方はぜひ、ABACに足を運んでみてくださいね♪ それでは皆さま、また次回の記事でお会いしましょう!


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日向みく さん

タイ・バンコク2特派員の日向みく さんが現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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タイタイ/バンコク2特派員
名前:日向みく さん

日向みく さん

バンコク在住ライター。岡山出身。2019年9月より夫の仕事の都合でタイに移り住む。中南米やアフリカ、中東を含む世界41ヵ国100都市以上を訪れた旅好きです。バンコクは世界有数の国際都市でありながら、歴史ある寺院や屋台文化、東南アジアらしい混沌とした路地など新旧が共存する懐の深い場所。世界中を旅したけど私はやっぱりバンコクが一番好き! 現地の観光・文化・グルメなど在住者目線の生の情報を随時お届けします。Twitterでもタイ生活のいろいろを発信中。 DISQUS ID @disqus_dgZksfpphN

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