素焼きの鍋がかわいらしい!タイの鍋「チムチュム」

公開日 : 2019年01月15日
最終更新 :
筆者 : marie

記事更新:2019年1月15日「イサーン」という言葉を、聞いたことがありますか?「イサーン」は、タイの東北地方のことで、この地方のお料理は、日本人にとっておなじみのタイ料理がとても多いです。青パパイヤのサラダ「ソムタム」や、某お菓子のフレーバーにも登場した、ひき肉とハーブの辛いサラダ「ラープ・ムー」もイサーン料理です。特徴は、辛いこと!そして酸味もあります。今回ご紹介する鍋料理「チムチュム」も、そんなイサーン料理の一つです。

チムチュムってどんな鍋料理?

チムチュムは、素焼きの小さな鍋で提供されます。これが素朴でかわいらしくて、私は大好きです!

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スープには、こぶみかんの葉や、レモングラスなど、タイのハーブが使われています。このスープに、肉や魚介類、そしてたくさんの野菜を入れて食べるのがチムチュムです。そしてなぜか、肉や魚介には生卵がかけられています。初めて見た時はびっくりしました!具材の旨味をコーティングするためでしょうか?真相がわかったらブログにアップします!

牛肉と野菜で食べるチムチュム

今回選んだ具は、牛肉。タイで美味しい牛肉を提供してくれるところは多くはないのですが、ちょっと挑戦してみました。

まず、スープが入った鍋が運ばれてきます。炭火で鍋を食べる、というのも雰囲気がありますね!

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来ました、生卵がかけられた牛肉!色はフレッシュで、美味しそうです。

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白菜やバジル、空芯菜など野菜もたっぷり!春雨もありました。

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肝心の食べ方について。ちびちびと具を入れていた私達に見かねたのか、お店の方がササッと来てくれました。やり方を見ていると...とにかく具材をザバザバと鍋に投入。野菜も肉も、豪快に入れています。そしてサーッと去っていきました。これで火が通ったら食べてOKなのだと思われます。

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この、とにかく具を鍋に入れちゃおう方式が、一般的なのかはわかりません!チムチュムを食べるのはいつも同じお店なので...。別の食べ方があったら、またレポートしますね!

たれは、2種類。どちらも辛いのですが、手前のほうが酸味がある辛さで、奥にあるのが甘みを含んだ辛さ。タレを入れなければ、スープ自体に辛さは殆どなく、すっきりとしたクリアスープです。ちょうど良いナンプラーの味付けがされているので、辛い味がニガテな方は、タレ無しでも十分楽しめそうな味です。

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スープが減ったらおかわりOK!

炭火のパワーのせいか、しばらくたつとスープが蒸発して少なくなっていきます。そんな時は、店員さんにスープの追加をお願いすると持ってきてくれますよ。

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気候が良い乾季に食べたくなる鍋、チムチュム。日本だと、鍋料理を2人で食べると数千円かかる場合が少なくないですよね。チムチュムは、このレストランの場合150〜180バーツ。具材によって異なりますが、だいたい600円前後で楽しめてしまうのです!他の一品料理も数点頼みましたが、今回、2人でチムチュムひと鍋で十分おなかいっぱいになりました。リーズナブルで具沢山のチムチュム、機会があったらぜひ注文してみてくださいね。

イサーン料理のレストラン・サバイジャイガイヤーン

今回チムチュムを食べたのは、イサーン料理店の「サバイジャイ・ガイヤーン」。味付けした鶏肉のグリル、ガイヤーンで有名なタイ料理レストランです。チムチュムはもちろん、店名にもなっているガイヤーン他、良心的な価格でしっかりイサーン料理を楽しむことが出来るのが特徴。日本人をはじめ、外国人が多く訪れる人気店です。

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※移転しました。現在の住所はこちらです。

◆店舗情報◆

サバイジャイ・ガイヤーン

Sabaijai Restaurant/Sabai Jai Kai Yang

所在地:87 Soi Eakkmai 3, Sukhumvit 63 Road khet Vatana Bangkok 10110

ホームページ:SabaijaiRestaurant

※2018年、旧住所から150メートルほど歩いた場所に移転しました。旧店舗の前には店員さんが待機していることが多く、場合によっては移転先の新店舗まで案内してもらえます。

筆者

東京特派員

marie

海外生活を経て日本に帰国してから、住み慣れた東京を半分旅行者の目線で見るようになり町の新たな魅力を再発見しています。

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