平日のウィークエンドマーケットは植物でいっぱい！水曜・木曜のチャトゥチャック植木市。

多くの観光客が訪れるウィークエンドマーケットことチャトチャック市場は金曜の夜、土曜・日曜以外はほとんどのお店が閉まっているのですが、水曜日と木曜日には市場内の路上スペースで植木市が開催されています。バンコクで一番規模が大きく、価格も安い為、特に涼しい早朝は業者や一般客でに賑わっています。

庭用の植木や果樹、観葉植物、ハーブ類などタイ全土や近隣諸国からやってきた様々な植物がずらりと並び、タイの植物園よりも見応えがあります。日本にもって帰るのはワシントン条約や検疫などの問題で難しいですのが、食虫植物や１本３０cmは軽く越えるバナナが実る木、色鮮やかなハイビスカスなど、のんびり歩いて見ているだけでも楽しいので、観光でいらした方でも一度訪れてみる価値はあります。

南国のタイらしく、蘭や蓮、熱帯植物、ハーブなどが多く、お値段もかなりお手頃。例えば、毎日の料理に欠かせないミントやバジルなどは、一鉢２０−３０B程と高級めのスーパーマーケットでハーブを買うのとあまり変わらないお値段！

市場は早朝から夕方まで開いており、特に水曜の午前は業者やまとめ買いに来た一般の人で混み合います。ぶらぶらと見るなら、人が少なめの木曜日がおすすめ。ただ木曜の夕方は店じまいをする搬出用のトラックで混み合い歩きづらいので、正午までに着くようにすれば、ざっと一周歩いて廻ることができます。

小さい鉢植えに入ったサボテンや多肉植物、エアプランツなど、ナチュラル系のインテリアにぴったりの植物が若いタイ人に人気で、とても安く品種も充実しています。どれも直径数センチの鉢に入った一般的な種類だと１０〜３０B(35〜100円程)、プレゼントにも使えそうなお洒落な鉢植えは１００B（３５０円）〜。ただ小さなサボテンでも輸入ものや新しい品種などマニア向けの物は数百バーツ〜と、日本より高い場合も。

植物の他にもガーデン用インテリアやディスプレー用品、流木や可愛い一点ものの鉢、園芸用具なども安くて種類も豊富。園芸やインテリアが好きな方なら衝動買いしたくなる物がたくさんあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

■チャトゥチャック植木市 (Chatuchak /Jatujak Plants Market)

■住所：Khampangpetch 2 Road, Ladyao Chatuchak Bangkok

■電話：66 (0)2272 4440-1


■アクセス :BTSモーチット駅（１番出口）、MRTガンペーンペット駅（２番出口）近く。

■営業時間:水曜・木曜 6:00-18:00　(※木曜は15時過ぎから閉店開始)

週末と違い、平日の市場内では食事をする場所がないので、高級食品市場のオートーコー市場や、アジア雑貨が揃うJJモールなどと併せて訪れてみてください。

また、切り花や生花類を買うなら、パーククロン市場がお勧めです。参考記事:（深夜に賑わう花市場、パーククローン市場）