パンチあるバビグリン Handayani
カテゴリー:レストラン・料理・食材 投稿日:2019年4月23日
ヒンドゥー教の人々が多いバリ島で有名な豚肉料理と言えば
「バビグリン」です。豚の丸焼きの意味なのですが、大きな儀式を
行うときには文字どおり、一頭の豚を丸ごと焼きお供えにします。
ワルンで給仕されるバビグリンは一枚の皿の上に豚肉の他、
ラワールと言われるココナッツを使った料理や、豚の皮をカリカリに
あげたものなどが、ご飯の上に盛られて出てきます。
バリ人にとっては、特別な美味しい料理の位置付けです。
今回紹介する「ワルン ハンダヤニ」は地元に人に人気の
辛くて本格的なバビグリンの店です。場所はバイパスを北に進み、
バトゥブラン方面に曲がる交差点のすぐ手前の辺りです。
店先に並ぶおかずを指差しても良いのですが、たいては「チャンプルで」
(いろいろ混ぜたものを)と注文します。
このワルンで一緒に出されるスープが辛くて絶品です。
バナナの茎を刻んだものがいっぱい入っています。
全体的に辛さと塩気が強く、食べていると頭のてっぺんから
汗が噴き出してきます。
価格はバビグリン一皿が日本円で約300円くらい。
ローカル飯としては高額な価格になります。
たまに、ガツンとパンチあるローカル飯が食べたくなったら
バビグリンはいかがでしょうか?