家を修繕した後も儀式

公開日 : 2018年03月23日
最終更新 :

我が家は一年中ヒンドゥー教の行事がたくさんあります。

人間が対象のものもたくさんありますが、新しい車や家を持った時も儀式が必要です。

家を建てた時に大きな儀式、そして家を修繕した時も儀式を行うのですが、

今回はパグルウェシの日に、そういった儀式を執り行うのに丁度良い日ということで、

田舎からお坊さんを呼んで大きな儀式を執り行いました。

180323_1.jpg

大きな儀式には豚の丸焼きが必要です。

デンパサールでは豚を焼く場所はないので、田舎で作って持ってきてもらいました。

田舎で軽トラックを持っている親戚がいるので、こういう時は何かと手伝いをしてくれます。

180323-2.jpg

筆者はあんまり詳しくないのですが、新たに土地に建物を作った場合、

土地の鬼にお供えを捧げるらしいのです。

本当は先にこれを済ます必要があるらしいですが、便宜上、出来てから掘っておいた

穴にお供えを埋めました。

180323-3.jpg

修繕した建物などの儀式を終え、豚の丸焼きはあっという間に解体されて

油で揚げて美味しそう。ラワールなども作ってバビグリンが出来上がります。

180323-4.jpg

出来立ての料理を皆でいただくのですが、

豚を使った料理は、筆者は有名なワルンで食べるよりも何よりも一番美味しいと思っています。

180323-5.jpg

豚の旨味が染み出たスープ、豚肉をカリッと揚げたもの、新鮮なラワール。

美味しすぎるので、ついつい食べ過ぎてしまいます。

180323-6.jpg

儀式の時は親戚が集まって、あれこれ手伝ってくれます。

本当にありがたいですね。日々過ごしていると忘れがちですが、

家族が仲が良く、皆に守られている感覚、これこそがバリ島が大好きな

理由だったと気が付かされます。

facebook-2.jpg

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。