バリ人の結婚儀式
ちょっと更新に時間が空いてしまいました。先週は田舎で甥っ子の結婚式があり、
儀式の一部に参加してきました。玄関前に派手な飾り付けを見ることがあると
思いますが、あれは結婚式を執り行う男性側の家になります。
この日は結婚式の日取りが良かったらしく、あちこちでこうした飾り付けがありました。
バリ人の結婚式はヒンドゥー教の暦に従い、結婚に適した日でないと儀式を行いません。
筆者が参加した日は、新郎家族、親戚一同が新婦となる女性を迎えに行くところから。
新郎側の大家族が新婦の家を訪れますが、受ける側も家族、親戚総出で出迎えます。
会場では、それぞれの家族、村の宗教の長などを席を並べ、これから新しい家族となる
それぞれの家族の承認を得るというようなことを確認しあいます。
新婦さんは自分の家族から抜けて、新郎側の家族に入るので、署名のようなことも
していました。家族同士の行事なので本当に大がかりな行事です。
昔はなかったと思うのですが、最近は西洋式に指輪の交換とおでこにチュッと
キスをすることも行なっていました。現代風アレンジですね。
それが終わると、今度はご先祖様に家族から抜けることを報告です。
その儀式を行っている間に、新郎側の大勢の家族、親戚に食事が振る舞われます。
3時間くらいかかったでしょうか?ようやく新婦を迎え、新郎に家に戻ります。
そして、今度は新しく家族として迎えるための儀式、報告、結婚の儀式と続きます。
本当に丸一日の行事です。
翌日は今度はレセプシーと呼ばれる、いわゆる披露会が催されます。
外部からのゲストをもてなすのですが、派手にしようと思えばいくらでもお金をかけて
大きなイベントになる様子。甥っ子はバリ島芸能、生ライブバンド、即席のバーカウンターを
設けてゲストを楽しませていました。
人生最大のイベント、田舎では親戚が全てを手伝って、会場作りから行いますが、
デンパサールなどでは、なかなか難しくなっているようです。
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