イチゴのショートケーキ
今日はバリ島の今、昔をイチゴのショートケーキを主題に語ろうと思います。
ワタシがバリ島に移住したのが1999年のこと。
バリ島が好きで、嫁いで来た訳ですが、最初はなにが寂しいかというと、
日本の季節感がバリ島では当然感じられないことでした。
日本の四季と、季節に伴う行事。特にクリスマスがワタシにとっては
一年の中でも一大イベントで楽しい思い出が沢山思い出されます。
バリ島ではヒンドゥー教になりましたので、当然他の宗教行事を祝う
習慣なんてありません。
まあ、それは良いとして、クリスマスと言えば、プレゼント交換、そして
クリスマスイブのイチゴのショートケーキじゃないですか?
その当時のバリ島ではイチゴのショートケーキは売られてなかったんです。
食べられないと余計に食べたくなるイチゴのショートケーキ。
そして2000年にウブドにカキアンバンガローがオープンし、その後
間もなくカキアン・ベーカリーが始まったと記憶していますが、
まさに憧れのイチゴのショートケーキが登場したんです。
これは、在住者の間でもかなりの話題になりました。
イチゴのショートケーキが食べられるんですって!!
そしてこれがそのイチゴのショートケーキです。
ふんわりとした生クリーム。
今でこそバリ島のどこでも生クリームを使ったケーキがありますが、
当時は生クリームのケーキなんて、ほぼなかったんです。
暑い気候ですから、温度管理が大変という事もあったんでしょうね。
カキアンベーカリーが密閉のエアコンが効いているっていうのも
当時のウブドでは珍しかったかも。オープンスタイルのレストランが
ほとんとでしたからね。今でもその傾向ですが・・・・。
イチゴのショートケーキにまつわる笑い話
あんまりワタシがクリスマスにこだわるので、夫が親戚のクリスチャンの
パーティーに連れて行ってくれたんです。当然期待感は高まります。
イメージは日本のクリスマスの風景。
ところが到着すると台所から聞こえて来るのは、トントントンと何かを
刻む音・・・。そうです。ごちそうはラワールでした。
考えてみたら、フローレスの出身の家族なんだから西洋風のクリスマスの
料理なんてあり得ないのでした。いや〜がっかりしたなあの時は・・・・。
だいぶバリ島の生活にも慣れましたけど、やっぱり日本のクリスマスの
光景は何年経っても懐かしくなりますね〜。
情報提供 by スカスカ・バリ
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