アクロポリスの夜景を堪能できる有名レストラン

公開日 : 2012年08月25日
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 レストラン「ディオニソス」はアクロポリスの丘の目の前に位置する絶好のロケーションと伝統的なギリシャ料理をベースにした地中海料理で有名なレストランです。アテネにくる外国の要人やハリウッドスターなどのセレブも訪れますので、お値段はそれなりに高めですが、旅の最終日や記念日などのディナーに最適のレストランです。先日久しぶりに足を運び、素晴らしい景色と美味しいお料理を堪能しました。

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 レストランのエントランスや内部は古代ギリシャのモチーフも取り入れつつ、モダンな空間です。大きなテラス席が広がる造りで、1Fはカフェ、2Fはレストランです。特に夏季の週末などは眺望のよいテラス席が予約でいっぱいになることが多いです。眺めのよいカフェでくつろぐのもいいですが、ドレスアップして出かけるディナーにも最適な空間です。テラス席だけでなく、内部のガラス張りの部屋からアクロポリスを一望できます。

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  ライトアップされ、神秘的な美しさを湛えるアクロポリスが目の前に広がります。下の画像は昨年8月の満月の夜に、ここで食事をした際に撮ったものです。ギリシャでは毎年8月の満月の日に、遺跡や博物館などが無料で夜間公開されたりします。昨年はアクロポリス遺跡は開放されませんでしたが、ライトアップされた遺跡は美しく、多くの人々が無料開放された博物館周辺など、アクロポリスの麓をそぞろ歩いていました。ことしはギリシャ文化省により、8月31日に全国120箇所の遺跡などの施設が開放予定と発表されました。ローマン・アゴラの遺跡が開放され、夜間のコンサートも開催される予定です。またトヴィマ紙の記事によりますと、アクロポリス博物館は朝8時から深夜24時までオープン、21時より無料開放されるとのこと。21時30分より博物館の屋外で音楽の催しも予定されているそうです。

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 「ディオニソス」は開店してから40年以上のレストランですが、数年前、グルメ雑誌などで料理の評価がさがり、低迷していた時期もありました。2009年、アテネ周辺で多くの高級レストランやバーを経営しているヴラシス・スタソコストプロス氏がオーナーとなり、ここにも有名なシェフを配置、再び評価の高いレストランになってきました。伝統的なギリシャ料理をベースにしていますが、旬の食材を生かした地中海テイスト。下の画像はタラモサラタ(魚卵のペースト)と新鮮なタコのグリル。

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 代表的なギリシャ料理のメリジャノサラタ(焼きなすのペースト風のサラダ)もきれいで繊細な味付けです。魚介のカルパッチョやファヴァ(豆のペースト)も洗練されたアレンジの味でした。以前、ムサカやラムの料理をいただいた際もきれいな盛り付けで、少しフュージョン風の料理に仕上がっていました。

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 ティロピタ(チーズパイ)にはを甘く煮たトマトが添えられていました。トマトを甘く煮る?と思われるかもしれませんが、ギリシャの伝統的なスイーツのグリコ・クタリウ(シロップ煮)にはトマトやニンジンなど野菜を甘く煮たものもあります。チーズと合っていてとても美味しかったです。メインにはトップの画像のサーモンのグリルをいただきました。デザートは写真を撮り忘れましたが、旬の果物のソルべやアイスクリームがいろいろあり、美味しかったです。

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 要予約、ディナーはスマートカジュアルでの装いが望ましいです。週末のディナーで眺めのよい席を希望の場合は、早めに予約した方がベターです。

 ★ディオニソスのサイトへはコチラから

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