トルコ航空で一時帰国
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。ことしもアテネ特派員ブログをご愛読のほど、よろしくお願いいたします!
さて年末年始は一時帰国し、ただいま日本で過ごしていますが、ギリシャ=日本はエアの直行便がないため、どのルートが楽か、いろいろ試しております。今回は初のトルコ航空で帰国しました。関空経由というのも初めて。
ここ数年、パリ経由のエールフランス、エミレーツやエティハドなどの中東系のエアラインで、ドバイやアブダビを経由し、セントレア(中部国際空港)に到着コースを利用していました。乗り換えが1回で待ち時間が少なければいいのですが、最近セントレアから撤退してしまうエアラインも多く、現時点でエティハドだけが乗り換え1回なのですねー。トルコ航空はトルコのイスタンブール経由で成田、関空に飛んでいるのですが、周りの友人の評判もすこぶるよいし、フライト時間が短かいので、セントレアには飛ばないけれど、関空経由で試してみることに。ビジネスは日本からに比べるとかなり安価なのですが、アテネから特にこの時期、他のエアと比較して、トルコ航空はお値打ちでした。
アテネ19:30発、たった1時間15分のフライトでイスタンブールに到着します。乗り換えもスムーズで、イスタンブールでは3時間10分の待ち時間です。ただ使用機材がイスタンブールからアテネに飛んできて、おりかえすのですが、アテネ到着が遅れたので、イスタンブール行きの便も1時間くらい遅れてちょっとあせりました。
でもなんとかイスタンブールには乗り継ぎ便の搭乗時刻の2時間前には着いたので、とりあえずはサロンへ。イスタンブールの空港のサロンはアブダビなどと比べると、ちょっと古い感じではありましたが、まあ普通にくつろげるかんじ。でもちょっとゆっくりしていたら、ゲートにもよるのでしょうが、バスで移動する遠いゲートで、かなり混雑していたので、次回からは早めにゲートに向かった方がいいなと思いました。
やっと機内に乗り込んでほっと一息、関空へは11時間のフライト。日付変わって翌日の17時55分の到着予定です。バーカウンターがあって、ウェルカムドリンクもシャンパンなどだけでなく、お好みのカクテルを目の前でつくってくれるのがよかったです。カナッペも彩り鮮やかで美味しい♪(トップの画像)。
日本語字幕や吹き替えの映画もいろいろありました。観たかった「インセプション」を観ましたが、前夜あまり寝てなかったので、いつのまにか寝てしまったけれど...^^;
アメニティはエルメス(画像右上)。ソックスとスリッパ付き。スリッパは搭乗時、エコノミー席にも配っていたので、いいサービスだなと思いました。そして気になっていたのは食事!私の周囲でトルコ航空に搭乗した人が皆、口をそろえて言ってたのが、食事が美味しかったということ。トルコ料理というと、ちょっとヘビーかなという印象があったのと、ビジネスの食事って見た目はそこそこきれいでも、食べてみると味は...^^;ということが多いので、そんなに期待はしていなかったのですが、日本語でかなり丁寧に書かれたメニュー(画像左上)を読むにつけても楽しみになってきちゃいました。
メニューにはトルコ、ギリシャ料理系のメゼ(スターター)がありました。たいてい機内食で食べると味付けが濃すぎることが多いのですが、ドルマーデスなども、すごく繊細な味で、期待以上に美味しかったです。上の画像は数種のキノコのラヴィオリ。中がじゅわわっとしてて美味でした♪
メインはグリルしたシマガツオのフィレ。オリーブとトマトのソースは素材の味が生きていて、付け合せのズッキーニやポテトもあっさりめ、機内食とは思えない高級レストランの味。ちょっとびっくりでした。
デザートはワゴンサービス!チョコレートや果物、たくさんのケーキやトルコ風のデザートなど、すごくきれいでどれも美味しそうでしたが、おなかいっぱい。といいつつ...果物とケーキ、アイスも食べてますね...^^;
本当に機内食のレベルをこえていて、大満足なところに、女性シェフが感想を聞きに客席を回ってきました。皆、口々に彼女の料理をほめていましたが、私も「こんなに美味しい料理を飛行機の中で準備できることに驚いた」と伝えました。
この便(エアバスA330-200)のシートは一応180度リクライニングでしたが、最近、流行りだした独立型ではなく、フラットになりつつもちょっとでこぼこ感がありました。でもマッサージチェア機能もついてるし、独立型でない分、横幅があるので狭くなくて楽でした。本当にリラックスしてよく寝れたと思います。
起きたら、もうあと数時間で関空に到着。そこでまた食事なのですが、朝食メニューと思いきや、フルコースのランチみたいなメニューで、美味しいけどあまり食べられませんでした。しかし選べるメインから頼んだトルコ伝統料理の「マンディ(マントゥ)」という手づくりパスタ(上の画像)は、その場でこねてつくったかのようなモチモチの食感で、素晴らしい味でした。
そうこうするうちに関空へ定刻どおりに到着。そこから特急はるかと新幹線を乗り継いで名古屋に出ましたが、いつもに比べてあまり疲れませんでした。やはりアテネからの最初のフライトが1時間ぐらいなのが、疲れないのかなと思いました。欧州の都市での乗り換えでも3時間くらいだし、中東経由だと4、5時間かかります。
そして11時間のフライトは、素晴らしいサービスとハイレベルな食事を楽しんでいたら、あっという間に着いた感。このルート、気に入りました。次回もぜひ利用しようと思います。
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