メトロ空港線復活！

　ことしの2月14日から約半年間の予定でストップしていたライン3（ブルーライン）のエレフテリオス・ヴェニゼロス空港〜エスニキアミナ間が無事、工事を終えて昨日9月2日のお昼の12時より復活しました。　写真は空港線復活と共にオープンした我が最寄り駅「ノミズマトコピオ」のメソギオン通り沿いの出入り口です。とってもモダンなデザインです。　

　このラインを都心方面からたどっていくとエスニキ・アミナからこの新駅ノミズマトコピオを通り、ハランドリへ、ドゥキシス・プラケンディアスより郊外鉄道に乗り入れ、空港へとつながります。空港からも再びメトロで直接シンタグマ広場などの都心に出られるようになったので、旅行者の方々にも朗報です。※空港から郊外鉄道に乗車した場合、シンタグマなどの都心に行くにはドゥキシス・プラケンディアスでメトロに乗りかえが必要です。また都心からメトロで空港に行く場合、エスニキ・アミナやドゥキシス・プラケンディアス止まりのものもありますので注意。もしそれらに乗った場合でも一度下車して待っていれば、そのうちエアポート行きが来ます。

　きっと予定より2、3ヶ月延期するだろうと思っていたのですが、なんとか約半年間で済んでびっくりです。とはいえ、メトロの公式サイトでは直前までオープン日があと1日、もう2日後…というカンジでずれこんでましたが＾＾；

　早速、最寄り駅となった新駅に出かけてみましたが、シンタグマ駅などと同じぐらい広くて、凝ったデザインの駅です。数年に渡った建設中の時期は、重機や資材が入り乱れ、囲んでいたフェンスも落書きだらけで、長い間、かなりカオス状態だったので、こんなきれいになるとは…。外側はガラスを使った近代的な美術館のようなデザイン。その背後の白いオブジェ（？）はマルーシにある04五輪のオリンピックスタジアムみたいな造りです。内部は赤とメタリックシルバーを基調としたモダンな空間になっています。

　ウチからはバスでエスニキ・アミナ駅に出てメトロに乗り換えていたのが、直接メトロで出かけられるようになるので、とても嬉しいです。ノミズマトコピオからシンタグマまで10分ということなので、格段に早くなり、クルマやバスと違って渋滞で時間が読めないこともなくなるので、助かります。

　ノミズマトコピオにはバスターミナルも建設され、近々にオープンするらしいので、この駅の使用者は3万人とかなり多く見込まれています。それに伴い、630台の大型パーキングが地下に用意されました。しかし今回、それは同時にオープンせず、エスニキ・アミナ寄りのお隣にできる新駅ホラルゴスのオープンと同時に、ことし年末の12月にオープンするそうです。

　下の写真はメソギオン通りを挟んで、トップの写真と反対側の、スーパー・アルファヴィータのすぐ横のメトロ出入り口です。帰りがけに買い物もしやすくなるし、ホント便利になります＾＾

　アテネのメトロは新駅建設ラッシュで、今後もいろいろな駅が順々にオープンしていく予定です。