幾つかありますこの街に 正教会を見に行こう
ムスリム国家たるカザフスタンの首都アスタナとあって、この街には新旧それぞれ多くのモスクが存在しますが、その事は別に譲って、今回はあえてロシア正教会に触れたいと思います。
というのも先日、偶然出かけた先で正教会の教会(храм=フラムといいます)を見かけたからです。
ニュースを観ていると「イスラム教とキリスト教は基本的に対立しているのか」等と考えがちですが、この街にあってはそんな事はありません(序でに、アスタナには現在モスクが9、教会が7あります)。
そもそもソ連時代には、何れの宗教も共産党によって徹底的に弾圧され、ソ連の解体に伴ってやっと大手を振って復活したという経緯があるので、対立どうのという次元ではないのかもしれません。
そして今回もグーグルを頼りにバスに乗り継ぎ、やってきた幹線道路ボゲンバイ・バティール通り。
車の往来の向こうに正教会特有のキューポラ。セラフィーマ・サロウスコヴォ教会です。
正門の柵の看板に記載されているのは奉神礼、それに教会の開いている時間です。教会スラブ語風のフォントが美しい。
掲示板には各種イベントの紹介がなされています。
教会に入ってみます。
外観もそうですが、内装も荘厳です。
神父さんが何やらお話しされていたので、近づいて聞き耳を立てます。
壁の肖像画の中に、聖セラフィムがいました。
この聖人こそ、この教会に名前が冠されているサロフの克肖者聖セラフィムです。
ハリストス像は勿論、イコン、天井画に至るまで非常に美しい空間です。
平日の昼間でも、幾らかの信者がこの教会に出入りしていました。
【Храм Преподобного Серафима Саровского】
住所:Богенбай батыра проспект 8
開いている時間:8:00 - 19:00
奉神礼:8:30, 16:00
URL:http://www.sobor.kz/taxonomy/term/38
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