幾つかありますこの街に 正教会を見に行こう

公開日 : 2018年03月16日
最終更新 :

ムスリム国家たるカザフスタンの首都アスタナとあって、この街には新旧それぞれ多くのモスクが存在しますが、その事は別に譲って、今回はあえてロシア正教会に触れたいと思います。

というのも先日、偶然出かけた先で正教会の教会(храм=フラムといいます)を見かけたからです。

ニュースを観ていると「イスラム教とキリスト教は基本的に対立しているのか」等と考えがちですが、この街にあってはそんな事はありません(序でに、アスタナには現在モスクが9、教会が7あります)。

そもそもソ連時代には、何れの宗教も共産党によって徹底的に弾圧され、ソ連の解体に伴ってやっと大手を振って復活したという経緯があるので、対立どうのという次元ではないのかもしれません。

そして今回もグーグルを頼りにバスに乗り継ぎ、やってきた幹線道路ボゲンバイ・バティール通り。

車の往来の向こうに正教会特有のキューポラ。セラフィーマ・サロウスコヴォ教会です。

41-01.jpg

正門の柵の看板に記載されているのは奉神礼、それに教会の開いている時間です。教会スラブ語風のフォントが美しい。

41-02.jpg

掲示板には各種イベントの紹介がなされています。

41-03.jpg

教会に入ってみます。

外観もそうですが、内装も荘厳です。

神父さんが何やらお話しされていたので、近づいて聞き耳を立てます。

41-04.jpg

壁の肖像画の中に、聖セラフィムがいました。

この聖人こそ、この教会に名前が冠されているサロフの克肖者聖セラフィムです。

41-05.jpg

ハリストス像は勿論、イコン、天井画に至るまで非常に美しい空間です。

平日の昼間でも、幾らかの信者がこの教会に出入りしていました。

41-06.jpg
41-07.jpg
41-08.jpg

【Храм Преподобного Серафима Саровского】

住所:Богенбай батыра проспект 8

開いている時間:8:00 - 19:00

奉神礼:8:30, 16:00

URL:http://www.sobor.kz/taxonomy/term/38

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。