たとえどんなに寒くとも 元気に遊ぼうアスタナ市民
首都の置かれた街で、世界一二を争う寒さのここアスタナ(もうひとつはウランバートル)。
連日マイナス30度越えの寒さの中であらゆるものが凍ります。
街路樹、川は勿論の事、車の排ガスさえただちにつららに変わります。
寒いとはいえ、腹が減ってはイクサは出来ぬ。
今日も今日とてバスに揺られて買い物に出かけます。
出先のバスの中、幹線道路から見下ろす広場で遊んでいる人たちが目に入ります。
ちょっと見は遊園地か、等と思いながら途中下車の旅の始まりです。
只でさえ雑な作りの階段が凍り付き、既にアトラクション感を醸しています。
地図で確認すると、ここは川(アクブラク川)の上なのですが冬季限定で設えた遊び場の様です。
氷の滑り台にスケートリンクがあります。
向こう側の体育館にはアスタナのホッケーチーム『バリス・アスタナ』白いライオンのマークが付いています。
フォトブース、アスタナオールスター2018の氷のレリーフを見つけるも、今日は一人で三脚も無いのでオールスターの仲間入りを諦めます。
本来は観覧車や、巨大パチンココーナーがあるものの、平日の為か、はたまた外気温が寒すぎる為か器具が外されています。
毛皮帽子(ウシャンカ)、肌着シャツにYシャツ、セーター2枚にコート、ズボンにオーバーパンツ、毛皮ブーツに関わらず20分も居れば足の感覚がなくなってきました。
ここらで命の心配をする私を他所に、リンクの人たちは楽しそうに遊んでいます。
街の中心を流れるイシム川をはじめ、この街は至る所に「冬限定」の遊び場が出来上がります。
生半可な氷ではないので生身は勿論、ソリがあれば尚楽しく滑って遊べます。
お出かけの際は是非防寒を。
【カザフスタン・スポーツセンター裏の川】
住所:Иманова 9 Munaitpasov Street
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