待ってましたの大行列 外交団クリスマスチャリティーバザー

公開日 : 2017年12月08日
最終更新 :

外気は既に零下10℃、師走感溢れる12月のアスタナ。

外交団の婦人の会におけるチャリティーバザーが行われるという事を聞きつけ、会場にやってきました『ホテルラディソンアスタナ』。

開場早々、多くの人でごった返します。

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今年10周年を迎えるこのイベント。

ホテルのロビーと3つの大きなバンケットを繋げて開催され、案内によると53各国の外交団、それに幾つかの団体が参加しています。

各国それぞれ工芸品や伝統料理を販売していて、大人が取り組む本気の学祭といった様相。

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各国ブースをぐるっと巡り、何をどう食べるか計算します。

エストニア。

山盛りのドライソーセージに食指が動きます。

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ウクライナ。

オープンサンドが美味しそうです。ビーツをひいて、その上にセリョートカ(塩漬け鰊)更にウクロップ(ディルの一種)またはサーロ(豚の脂)にカラシを添えたものがそれぞれ100テンゲ(約30円)です。

ズブロッカや果実ウォッカも並んで、朝だけれど、これはもう飲むしかない。

なお、これらのウォッカはНастойка(ナストーイカ=日本語的には浸漬種)と呼ばれ、厳密にはウォッカと区分が別です。

昔気質なムッシーナを気取りたければ只のウォッカを飲むべし。

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ジョージア(グルジア)。

こちらでも人気な美味しい水『ボルジョミ』。

バドガールならぬボルジョミガールが販促しています。

隣に置いてあるボルジョミグラスを買おうとするも「非売品だ」とあえなく撃沈。

噂に聞くペットボトルワインも販売しています。

グルジアでは各家庭でワインを作っていて、本当に美味しいのはそれらペットボトルワインなのだとか。

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マレーシア。

ナシレマがプラスチックに入ってたったの600テンゲ(約200円)。

かごに入った炒めご飯やスープの調味料も、よりどりみどりで多くの人がかき回して見ていきます。

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ブラジル。

ライムを潰す棒のついたこの『PITU』なるお酒は、サマゴンの様な物だと販売の人が教えてくれました。サマゴンは蜂蜜などでつくる自家製蒸留酒です。

これをつかったカクテル、カイピリーニャを飲んでみます。

ざらっとした砂糖の甘みと強いライムとアルコール臭。気分は夏のビーチ。

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ロシア。

遠目からでも見に付くクレムリンの『Спасская башня』(スパースカヤバーシニャ=救世主塔)はなんとも立派です。

ウォッカやケーキと並んで、マッシュルームの焼いたものがようじに刺さって一個50テンゲ(約17円)で売っていたのには思わず笑います。

きのこ大好きロシア人、流石です。

ちなみにカザフ人はキノコを食べません。

『カマズ』のトラックのプラモに並んで『インペリアルポーセレン』の陶器も並びます。

『アエロフロート』のキャップは似合わないので諦めます。

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モロッコ。

バブーシュやタジン、それに銀色のティーポット、ミントティーも美味しそうです。

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ベラルーシ。

ベラルーシもビールやカクテルを販売しています。

謎の緑のカクテルのレシピは、ウォッカにレモンと炭酸とそれに多分着色料。

買った序でにカクテルの名前を聞くと「ウォッカベラルースカヤ!」とドヤ顔です。

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日本。

お寿司を販売しています。メニューボードも色分けされていて繊細です。

これは勿論長蛇の列です。

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スペイン。

サングリアとパエリアを販売しています。

パエリア以上に、大きなパエリアパンが目を引きます。

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中国。

ここは何やらブースが4つ程あり、北京ダックコーナー、点心コーナー、中国茶&パンダコーナー、真珠のアクセサリーコーナーとあります。

パンダの可愛さに一瞬足を止めたり止めなかったり。

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タイ。

タイカレーは即買いです。

カザフでは辛いものはウケないので、それをことさら強調して追記してあります。

「НЕ ОСТРОЕ」(辛くないよ)。

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今回のこのチャリティーバザーは、これら物販以外にクジが販売されます。

各国大使館の用意した航空券やホテル宿泊券、各協賛企業の用意する電化製品などが発表され、その度に歓声が上がります。

景品で『iPhone8』が発表された時の開場の熱気に思わず笑ってしまします。

私を含めみんな大好きアップル製品。

そして、私の握りしめるクジ券は。

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【Radisson Hotel Astana】

住所:Sary Arka Street 4

URL : https://www.radissonblu.com/

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