たまたま見つけた会場で 開催していたウズベクフェア

公開日 : 2017年07月17日
最終更新 :

スマートフォンアプリ『インスタグラム』を見ていると、近くの会場でウズベキスタンの展示即売会をやっているとこの事。

面白そうなので行ってみる事にしました。

ここカザフスタンでは、あらゆる情報がインスタに流れます。

インスタさえチェックしておけば流行に乗り遅れる事もないのだ、という間に現場に到着。

08-1.jpg

商業系の建物の大広間で開催される展示即売会。

その名も『Восточный Караван』(ボストーチヌィ キャラバン=極東の商隊)名前を聞くだけで期待に胸が高鳴ります。

08-2.jpg

被服系に明るい方などは分かるのかもしれませんが、ウズベキスタン伝統のイカットと呼ばれる絣織物があるそうです。

そのイカットで製作されたテディベアを売っているウズベクっ子。

彼女は普段フェルガナで店舗を持たずに活動しているそうですが、何しろアスタナには日本人がいないせいで、商品が全く売れないのだとか。

宣伝を託され名刺を貰った以上、宣伝しておこう。

みなさん、良い商品が揃っていたので、ウズベクでそれらを是非、買ってください。

08-3.jpg

これまた定番の、伝統模様のお皿が所狭しと並びます。

日本と、例えばお隣韓国の事を考えれば分かりやすいと思いますが、例えウズベキスタンがカザフスタンの隣に位置しているとはいえ、食器やその他伝統工芸品は必ずしも簡単に手に入るものではありません。

つまりこれは千載一遇のチャンス。

とくれば、すかさずお皿を買い占めます。

08-4.jpg

こちらもイカットです。印半纏や半被を彷彿する形状をしています。

売り子のおばさんにいわせると、最近はウズベキスタン出身の若手デザイナーやアーティストが、こぞってこれらイカットを扱うので、世界的に認知度が上がってきているそうです。

08-5.jpg

マントのようなこのドレスは、結婚式で新婦家から新郎家に嫁ぐ時に着る伝統的なものだそうです。

売って良いのか。

さらにこれらイカット。

嘗ては氏族ごとに柄が決まっており『柄』を見ただけで「誰がどこの家の出なのか」分かったそうです。

08-6.jpg

ナイフや鋏で世界的にも有名なブハラ。

そのブハラから来たというナイフ売りのおじさんがナイフの切れ味を実演してくれます。

08-7.jpg

さすがはシルクロードの商人『売りの圧』の高さは一流です。

確かに良さそうなナイフですが、沢山持っていても仕方ないので「日本は銃刀の所持に厳しく、列車旅などでも使う事が出来ない。だから買わない」断ります。

「トランクに入れておけばOKだ!」元気いっぱいです。

何とか断ると今度は鋏です。

「以前お土産で貰ったブハラ製の鋏が家にある。だから買わない」同様に断ります。

「それだったら別のサイズを買え」各種サイズを取り出しこれまた元気いっぱいです。

08-8.jpg

こうして、たまたま見つけた商隊から、思わず良い買い物が出来ました。

情報ツールとしてのインスタチェックは極めて有用です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。