ワインセラーで品定め オシャな料理で乾杯を

公開日 : 2017年07月11日
最終更新 :

カザフスタンといえばムスリム国家。

ムスリム国家といえば禁酒、ラマダン、そして豚肉を食べられない。

そんなイメージで考えがちなこの国ですが、街を見渡すと必ずしもそうではない様です。

冷静に考えれば『100を超える民族を有する』と唄うこの国だけあって、多様なスタイルが存在します。

と、前置きはこの位にして、今日はレストランに行きましょう。

イシム川の北側、ケネサルィ通り(Kenesary Street)沿い、ツム前にその店は有ります。

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PROVINO Wine & Storeの屋号からしてワインが売りであろうレストラン。

店員さんに促されて着席すると、英語メニューが出されます。英語圏の客も多いのでしょうか。

ここはロシア語メニューも依頼します。

メニューの中心にタパスがあるので、そこからいくつか頼むのが正解でしょうか。

オリーブの盛合せ、エスカルゴ、ムール貝のワイン蒸し、ブルスケッタ。字面だけで食欲が湧きます。

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熟考の末、決定して料理の注文です。その段になってドリンクメニューがない事に気付き

、店員さんに尋ねると「壁のメニュー」か「向こうへ」との回答です。

なるほどここで初めて合点がいきます。

壁一面のお酒はオブジェではなく売り物で、更に店の奥にはワインセラーもあります。

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ワインセラーには世界中のワインがあり、またソムリエが好みに応じて的確にアドバイスを与えてくれます。

日本ではあまり手に入らないカザフの『アルバワイン』も勿論揃っています。

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赤ワインはデキャンテヘ、白はそのままワインクーラーへ。

ワインを置く店では当たり前かも知れませんが、ここカザフにあっては非常に丁寧です。

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そうこうしていると、料理が運ばれてきます。

イベリコのハモンセラーノ切り落とし。

定番とはいえ、申し分なくワインに合います。

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エスガルゴのブルゴーニュ風。

カタツムリにバター、大蒜、パセリを合わせたオーブン焼き。

トーストされたパンの一切れずつが、これ又食が進みます。

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鮭のブルスケッタ。

ロシアから輸入されるのか、多くのレストランでサーモンを食べることが出来ます。

想像以上の美味。

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この後更に、リゾット、デザートと進むのですが、お酒が回りシャッターが切れなくなったのでこの位で。

みなさんも、アスタナで美味しいワインを飲みたくなったら是非こちらへ。

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【PROVINO Wine & Store】

住所: Kenesary Street 30, Astana

営業時間: 10:00~24:00

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