アスタナの道路の渡り方 抑えておきたい3つのポイント☆
近年車の数が急増しているカザフの首都アスタナ。この街を歩くときに気をつけなけれ
ばならないのが車との付き合い方です。今回は道路の横断の仕方についてご紹介します。
騎馬民族の血を引くカザフ人の運転は荒いけど、次の3点さえおさえておけば安心です。
ステップのアスタナと島国日本の道路事情の違いを一つ上げるなら、やはり広い道路幅。
例えば独立宮殿や国立博物館等の前は片側5車線もあります。ここまで広いと横断歩道
以外を渡るのは至難の業。猛スピードで通過していく車も見られるので注意が必要です。
市街地の幹線道路だとだいたい片側3車線となっていますが、車が途切れることは殆ど
ありません。信号機のある横断歩道を利用するにはかなり歩かなければならない場合も。
そこで1点目、覚えておきたいのがこの横断標識。アスタナでは街中至る所で見られます。
さあ横断歩道の起点に立ってみましょう。交通法規により車は必ず止まらなければなら
ないことになってます。どんなにスピードを出してる車であっても例外ではありません。
最初は勇気が必要ですが、迫り来る運転手の目をしっかり見据えるのがコツ。車がスピ
ードを緩めることを確認しましょう。一歩踏み出すと"モーゼ"の如く道が開かれます 笑
2点目は信号機のある横断歩道の注意点。日本との違いは、とにかく青から赤への移り変
わりが早いこと。ちょっと気を抜くとクラクションを鳴らす車の波が押し寄せてきます。
歩行可マークの上にある数字が残りの秒数。短いところではたった20秒しかありません。
多くの信号は青に変わる迄のカウントダウンも表示されているので、青になったらすぐ
出られるようスタンバっておくのがポイント。もちろん渡る前の左右の確認を忘れずに。
最後に3点目はこちら、朝の出勤時や昼時などにどこからともなくあらわれる交通警察。
地元住民たちからは「交通渋滞を自ら招いている」などと揶揄されている交通整理です。
聞けば背を向けた側の車が通行できる?という、なかなか難解かつ複雑なルール。ロー
カルの方々も理解するまで相応の月日を要するようなので理解するのは諦めましょう笑
アドバイスとしては、とにかく交通警官の目をひたすら凝視し「そこの君行ってよし!」
というアイコンタクトを得られるまで待つか、地元の方々が渡った時に一緒に渡ること。
ちなみに余談ですが、アスタナは本年自転車競技ツールド・フランスで総合優勝を果た
した「チーム・アスタナ」のお膝元。市内各所で自転車への優遇措置が取られています。
たとえばこちらのマークは自転車専用レーン。このエリアには立ち入ってはなりません。
また、雪の降らない季節限定ですが、市内40カ所で自転車を借りられます。クリーンエ
ネルギーをテーマとした2017年アスタナ万博に向けたエコ政策の一環でもあるのだとか。
以上、アスタナの歩き方のうち道路の横断の仕方を中心にご紹介しました。さすがに冬
は寒すぎて外を歩くのは困難ですが、夏はとっても過ごしやすいので散歩には最適です。
ぜひアスタナ新市街の大通やその周辺をカフェめぐりしながら散策してみて下さいね☆
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