アスタナでのバスの乗り方 ハンドルさばきは遊牧騎馬民族ゆずり?

公開日 : 2014年01月18日
最終更新 :

カザフの首都アスタナは、世界で二番目に寒い首都。先日はなんとマイナス37℃でした。

アスタナにおける主な移動手段は、タクシーまたはバスになりますが、観光するにはタ

クシーが最も便利。この時期バスを使うには、やはり相応の防寒対策が必要となります。

A.JPG

さて、そんなアスタナでの乗り物と言えば、例えばリッチな気分を楽しみたい時はこれ。

B.jpg

一方、夏期限定ですがこんな素敵な馬車もあります。やはり観光は夏がおすすめですね。

C.jpg

けれど、せっかくなので地元の方々の目線に立って、公共バスを使ってみるのも一興。今

回のアスタナ特派員レポートでは、バスの乗り方とその魅力に迫りたいと思います。

12121lp@lp@.jpg

まずは路線図の入手。アスタナ市のHPを事前にチェックして印刷しておくと便利です。

アスタナ市のアドレスはこちら(http://astana.gov.kz/en/)。「Useful Links」の中に

ある「ASTANA CITY ONLINE」(英)がそれです(http://maps.astana.kz/en/gis.html)

E.jpg

目的地または通りをクリックするだけで、バスの番号とそのルートが一目で分かります。

例えば図で空港をクリック。10番と12番が表示されました。しかも各車両の現在地も表

示される優れもの。ただし、空港からでしたらやっぱりタクシーの利用がおすすめです。

F.jpg

こちらがバス停。時刻表がないので、バスが来る方角をひらすら見続けましょう(笑

G.jpg

バス番号は目立つ所に黄色地に黒字で大きく書かれてます。さぁ、バスの旅へ出発です☆

D.jpg

車内はこんな感じ。これは旧型バスです。最近は新型バスも増えてきていますが、私と

しては旧型の方が味があって気に入ってます。奧の白シャツ赤ネクタイが車掌さんです。

20140119I.jpg

乗ると車掌さんが必ず近づいてくるので、お金を支払ってタロンと呼ばれる乗車券を受

け取ります。バスの運賃はなんと!どこまで乗っても60テンゲ。日本円で約40円です。

20140119J.jpg

降車ボタンはあるものの使われていません。目的地が近づくとドア付近に立ちましょう。

すると必ず停まります...が停まらなかった場合は「イェースチ!」と言ってくださいね。

流れる車窓からは日本とは違った景色が見られます。なんだかお城のような建物ですね。

20140119K.jpg

新市街中心部にそびえ立つ建物の数々は、未来都市アスタナを彷彿とさせるものばかり。

20140119L.jpg

夕暮れ時の「ハーン・シャティール」(Khan Shatyr)もとってもキレイに見られます。

20140119O.JPG

カザフ人は元々遊牧騎馬民族だったからか、車を馬のように扱うため運転が相当荒いで

す。けれど、今後乗車率歩合制を廃止し給料も上げることで解決を図っていくとのこと。

夏には電子マネー搭載車350台の導入を予定。バスも街もどんどん発展していきますね☆

20140119 N.jpg

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。