スイスのロックダウン 春の陽気とイースター休暇、どうなる?

公開日 : 2020年04月09日
最終更新 :

冬になると、笑顔はすっかり凍り、二言目には「寒い」とか「暗い」とか文句を言っているような印象があるスイス人(=私の超絶個人的な印象です)。

春先になると、凍った笑顔が溶け始め、「そろそろ春だね!」「明るくなってきたね」と立ち話が増えてきます(=私の超絶個人的な印象です)。

私は、常々「スイス人って太陽電池で生きているんだろうな」と思っています(=私の超絶個人的な確信です)。

最近は、夏時間になり、おひさまが照っている時間が少しずつ長くなってきていて、零下になることなく、お昼頃はポカポカ。

南側の部屋にいると汗ばむくらいです。

そこで私が注目しているのは、「このお天気に、スイス人たちはどう反応するか」です。

これまでは、「5人までの集まりはOKだが、6人以上でいると罰金100フラン(約11000円)(同居家族を除く)」とか「人と人の間は2mあけねばならない」というルールがあり、それを守るべく、スーパーなどの店舗の床にはビニールテープで距離をあけるための目印がつけられ、人々もそれを守って行動していました。

しかし!

元気の源、太陽が降り注いでいるのです。

しかも、4月10日から13日はイースター休暇があるのです。

私は・・・電池切れになっている人々が、おひさまに照らされ、山や公園の草花と木々が美しい花を咲かせ始めた今、家にこもっていられるはずはない、と思っています(笑)

それは、批判しているのではなく「そりゃ、そうだよね」という気持ち。

どうか、人々がルールを守りながらも自然を享受し、人と心からのコミュニケーションを取り、今後長引くであろうコロナとの共存する将来に向けて元気を養い、覚悟をして、一緒に歩んで行けますように、と祈ったのでした。

私は引き続き外出自粛をしますが、庭の植物が癒してくれます。

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チューリップとムスカリ。

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日本の梨「二十世紀」に花が咲きました!

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筆者

スイス特派員

ヘス 順子

スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。

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