アペンツェラーチーズのスライスチーズ
赤と黒の伝統衣装を着たおじさん3人が目印のアッペンツェル産のチーズ、よく言えば「コクと強い香りがある」、悪く言えば「臭い」と評判です。
丸くて厚い座布団のようなチーズを切って食べたり、チーズフォンデュにしたりと、チーズ好きにはたまらない、スイスを代表するチーズの1つ。
でも、あまり強い風味が好きではない人も、このスライスチーズなら美味しくいただけると思います。
Schmelzkäke(シュメルツケーゼ)は、とろけるチーズ、とでも訳せましょうか。
10枚入りで、1枚ずつが薄い透明のシートで包装されているのも日本のスライスチーズと同じです。
大きさはふた回り小さめで、厚さは日本のものとほぼ同じ。
アッペンツェルのチーズが75%配合されているので、他のスライスチーズよりは濃厚かもしれませんが、臭いとかクセがある、という声はまだ聞いたことがありません。
パンに乗せてトーストすると、こんな感じ。
まったく抵抗がないくらい、変哲もないスライスチーズです(笑)
これのいいところは常温保存OKなので、お土産にしても気を使わないところでしょうか。
全国展開している大手スーパー「Migros(ミグロ)」ならどこででも買えるし、お値段も2.50フラン(約280円)だし、おすすめです。
筆者
スイス特派員
ヘス 順子
スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。
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