じわじわとこけしブーム?!津軽系こけしは黒石へ!

公開日 : 2016年04月18日
最終更新 :

このたびの熊本地震に被災されたみなさまに、心よりお見舞い申しあげます。

あの熊本城が崩落寸前と思うと・・・ほんとうに心が痛みます。

どうか、地震が早くおさまりますように・・・

みなさん、「こけし」って知ってますよね。

江戸時代末期頃から、東北地方でお土産物として作り続けられてきた郷土玩具です。球形の頭に円柱の胴。

シンプルな図形が組み合わさってできたお人形であり、郷土玩具です。

そのこけしが最近、SNS上で人気を集め、自分だけのこけしコレクションをアップしたりして盛り上がりを見せています。

こけし発祥の地は、宮城県。

宮城県から北にかけて、産地によって形態や模様に特徴のあるこけしが散らばっており、現在そのこけしたちは、東北全域で11系統に分類されています。

かくいう青森県にも「津軽系」と呼ばれるこけしの系統が存在し、(新幹線みたい!笑)

その中核を担うのは、黒石市にある「津軽こけし館」です。

津軽系こけしは、頭と胴体が1本の木から作られる「作り付け」という手法で、頭部はオカッパ頭が多く、胴には津軽藩家紋の牡丹模様や、ねぶた絵(だるま絵)、アイヌ模様が描かれているのが特徴なのだそう。

津軽系のほかに、特に宮城県・山形県に系統が多く存在しています。

さて、先日青森市の青森県観光物産館アスパム内、「青森県地場セレクト」へ行ってきました!

そこには地場セレクトの店員さんが直接黒石こけし館へ行って買い付けてきた津軽こけしたちが、こけしコーナーに並べられていました☆

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え!!こんな形のものもあるの?

同じ津軽系でもこんなに顔が違うの?!

と驚く姿のこけしばかり。

地場セレクトの「じば美さん」も、ひっそりとたたずんでおりました!

津軽こけし館で絵付けしたものだそうです。

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同じ津軽系のこけし工人でも、工人によって作風も画風も違うそうです。

コレクトしたくなる気持ちがちょっとわかってきました...笑

あおもり地場セレクトの店員さんのコレクションも見せていただきました!

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こまこまと並んでいるのこけしたちがなんともかわいい~(´▽`)

お部屋にこんな一角があったら、癒されますよね。

今までは、こけしというと、30センチくらいの大きなものを想像していたんですが、最近は手頃に購入できる価格で、10センチほどの手頃なサイズのものがたくさんあるようです。

そしてなにより、同じこけしは一つとない、というのがまた、お土産にもうれしいですよね!

Instgramなどで、旅先の食事のそばに一緒にこけしが映っていたり...

こけ女(こけじょ?)と呼ばれるこけし好き女子が集まって語り合ったり。

そのレトロでシュールな顔に、みなさん夢中になっているようです!

津軽こけしは、黒石市 津軽こけし館で購入することができます。

また、青森県地場セレクトでも、もちろん購入できます♪

お気に入りのこけしと、工人さんを見つけて、こけしコレクトを楽しんでみては?

津軽こけし館HPはこちら!

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