アヌシーの建物を見る。
アヌシー観光といえば、
パレ・ド・リル(旧牢獄跡)、アヌシー城、ポン・デ・ザムール(恋人たちの橋)、ヨーロッパ公園が有名ですね。
その中でも一番有名なのが、パレ・ド・リル。
残念ながら修復工事が始まってしまったので、見ることができません。
(先日の記事はこちらから)。
そこで、ちょっと視線を上に上げて、町の建物を見始めたら、
19世紀末から20世紀前半の建物がたくさんあることに気づきました。
この時代は、生活のスタイルや考え方が大きく変わりました。
例えば、光が入る窓、採光を考えるようになったことから、大きな張り出し窓が作られるようになります。
そして、その窓辺に花を飾るのことも、生活の一部になっていきます。
建物の外側の飾りや、バルコニーのてすりを見ると、作られた時代のスタイルがよくわかります。
《アール・ヌーヴォー》
19世紀末のデザイン・スタイルが見られます。
曲線の流れがデザインの特徴。
こちらの建物は
《アール・デコ》
1920年から30年前半のスタイル
直線的な壁面装飾が特徴的です。
同じ時代のもので、ホテル名《SPLENDIDE》の美しい字体を見てください。
ちょっと見にくいのですが、建物の上の方に浮き彫り文字で SPLENDIDE、右側の方には、HOTELの文字が見えます。
アヌシーへいらっしゃることがあったらぜひ、この建物を探してみてくださいね。
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