アヌシー国際アニメーション映画祭・・・日本アニメを楽しんで一週間!

公開日 : 2012年06月14日
最終更新 :
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運河の向こうにパキエ広場、映画祭参加国の国旗がはためいているのが、奥の方に見えます。

夜の映画は左の方の巨大スクリーンを、芝生に座ってみます。 カラフルな映画祭の風景です。

アヌシー国際アニメーション映画祭でさとうけいいちさんに会いました!  

6月4日から、Bonlieu ボンリューを中心会場にしたアニメ映画祭と、Hôtel Impérial インペリアル・ホテル でのMifa(国際アニメーションフィルム見本市)がにぎやかに開催されて、9日土曜日に終わりました。今年も日本アニメが招待され上映されました。世界中からやって来るアニメファンは、入場バッジを首から下げて忙しく街の中を移動しているのですぐわかります。

この時期ホテルは満員、一日中サービスをするレストランもあるほどで、アヌシーの町がザワザワと祝祭的な雰囲気に満ちる一週間です。映画祭はアニメーションフィルムを対象に長編や短編、TVアニメ、また新しいクリエータ-の初作品などのカテゴリがあります。ジュニア審査員賞もあり、授業で映画鑑賞をする小学生も多く、大人も子供も楽しめる映画祭です。五日間一日中映画館を回ってすべての作品を見るのもよし、またお天気がよければ、湖岸のパキエ(上の写真)芝生広場に巨大スクリーンが設置されて夜の上映会があります。

映画祭と見本市についてはこちら

受賞作品はこちら

長編アニメ・コンペティションには、日本作品が2点招待され、劇場ではいくつかの日本アニメも上映されていました。『鴉 -KARAS-』の監督として有名なさとうけいいち氏が最新作「ASURA アシュラ」がコンペティションにノミネートされたので、アヌシーにいらっしゃいました。アシュラの上映会場は、映画が終わると拍手喝采でいっぱいで、とても感動したと声をかけているファンも見られました。この映画祭の「お決まり」は紙飛行機。映画館内でも、ボンリューでもたくさんの紙飛行機が飛び交っています。写真は紙飛行機を飛ばすさとう氏です。

40年前のマンガが原作であるが、2011年の震災でこの映画に込めたいメッセージを発見したと熱く語ってらしたさとう氏、世界中の人に伝わる日ももうすぐですね。

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日本での公開は今年の秋 こちらからどうぞ。

今週のアヌシー(6月15日―18日)

http://www.bonlieu-annecy.com/actualites

おすすめは!

Les Pontons Flingeurs レポントンフラングー

推理小説や刑事物の映画ファンのための二日間です。15日午後3時から始まり、湖に面したビストロやレストラン、船を舞台に映画ファンが楽しめるプログラムが準備されています。

16日9時にアヌシーの船着場から白鳥号(大きな船)に乗って、Sevrier セヴリエで朝食を。推理小説作家と出会う機会にもなるかも、天気がよかったら船で出かけたいですね。

それではまた来週。

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