風と走る人・・・丹羽隆志さん（Niwa Cycling Tours)
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野菜と果物いっぱいのマルシェです。アヌシー旧市街で火、金、日の午前中に開かれます。
日曜日はとても混雑しているので、朝9時頃でかけるとゆっくり買い物できますよ。
今回は、自転車で走りながら世界を発見する方に出会いました。丹羽さんは自転車の旅のライターで、ご自分でも旅行を企画してらっしゃいます。プロフイールとお仕事については
丹羽サイクリングツアーズでこちらからどうぞ。
旅の写真がたくさん見られるブログはこちら です。
アヌシーは自転車が楽しめるすばらしい環境にあります。今の季節は自転車で走る人が多いのですが、特に第三世代（Troisième âge 日本語訳は老年）がすてきなウェアに身を包み疾走する姿をよく見かけます。週末のサイクリングロードは家族連れでいっぱいだし、自転車でアヌシーと湖を楽しむのはぜひお勧めです。サイクリングロードが整備されているので、ご自分の自転車力に合わせていろいろなコースが選べます。
丹羽さんとサイクリングガイドのジャックさんは、アヌシーからCol de leschaux コルドゥレショをまず目指しました。アヌシー湖岸をSt Jorioz サンジョリオ方面に向かって、Sevrier セヴリエの郵便局で右折してSemnoz セムノーズの麓をゆっくり登っていきます。
Col コルとは峠のことですが、目的地のレショ峠まで12kmくらいの緩やかな上り坂を、スーッと登って行くふたりは、まるで風と走っているようでした。
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道から見えるアヌシー湖
レショ峠には陶芸家のアトリエとギャラリーやレストランがあります。静けさに聞こえるのは鳥の声だけ、時が止まったような場所で、陶芸家のM.COSSIN コサンさんは、たばこをくわえてろくろを回してました。峠でひとやすみ。
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この峠から、Bauges ボージュ山脈へ向かう道と、アヌシー湖へ降りていく道があり、Le Cruet ルクリュエ村に立ち寄って、ふたりはサンジョリオ方面へ降りてアヌシー湖を南に回って一周するコースをとることになりました。
ピューッと風が吹いてきて、ふたりの自転車どんどん小さくなります。牛がゆっくり草を食べる牧草地をぬう細い下り坂を、もう車で追いかけるのは無理と私は見送りました。
アヌシー湖のまわりだけでなく、スキー場のあるアラヴィ山脈もこれからサイクリングをするための人で賑わう季節です。ぜひ皆さんに見ていただきたい景色がたくさんあるので、またご紹介したいと思ってます。
今週のアヌシー
楽しそうな屋外のコンサートがあります。入場無料
アヌシーから歩いて15分、Cran gevrier クラン・ジェヴリエというとなり町でのフェスティバル。
Festival des arts nomades / Cran gevrier
26日火曜日21時からのコンサートの出演バンドについてはブリーズグラスの紹介、こちらから。
アフロ・ビート！ 29日金曜日20時30分からも違うプログラムが！
それではまた来週。l
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