No.131 サルディーニャ島で夏休み2日目~Viaggio in Sardegna

公開日 : 2020年08月05日
最終更新 :

皆さん、おはようございます。

今回はサルディーニャ旅行の2日目のお話しです。もっとテンポよくどんどん書いていきたいのですが、ブログを書く時間がなかなか取れずにごめんなさい。日が経つと筆が進みにくくなるので、できるだけ頑張って書きます。

さて、カリアリ空港に到着した私たち。2日目は移動はせずにカリアリ市内の観光と、時間があればカリアリ近郊の海へ行くというざっくりとした予定を立てました。ちなみに今回の旅行は7泊8日で、宿泊先と2件のカンティーナ見学だけは予定を決め、あとはすべてフリーという状況。カリアリからオリスターノという島の南側から西側の海岸エリアを回ったのですが、観光客が多く訪れる場所ではなく、クルージングなど観光客向けのレジャーがあまり多くありません。

朝はとりあえずカリアリの旧市街を歩いてみることに。日曜ですので閉まっているお店が多いのですが(さすがイタリア)、町の雰囲気はとってもすてきです。

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イタリアの古い街特有の丘の上に立つ旧市街ということもあって、市街地は坂道だらけ。ショッピングゾーンにあたるエリアは車の往来もなく、散歩するのも便利です。

とにかく効率的にカリアリの町を見たいという主人の要望に答えて、こんなツーリストバスに乗ることに。

ひとり€20で約1時間ほどかけてカリアリの町を案内してくれます。ただ、旧市街内のスポットには入らず、見晴らしのいい丘や海辺へ連れて行ってくれますよ。

約30席程度の乗車時間ですが、私たちはふたりぼっちで貸切状態。

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レンタカーを借りているものの、慣れない町(しかもイタリア)での運転はかなりたいへんです。ゆっくり景色を楽しむこともできないので、手軽に利用できるサービスはうれしいですね。イヤフォンを使って説明を聞くのですが、イタリア語や英語、フランス語などが用意されています。

あとはトゥクトゥクを使ってカリアリ市街地ツアーなどもありました。

港に面した町なので、海岸通りはコロニアル様式の建物が建ち並び、見ごたえ十分。見たところの多くの施設は公的機関のようでした。

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見晴らしのいい丘からの景色。近郊には多くの塩田があります。そして、そこには野生のフラミンゴが生息しているのですよ!フラミンゴって濃い目のピンク色のイメージがありますが、これはなんとポリフェノールを含んだ餌(エビや藻草、微生物)を食べることでもともと白かった羽の色がどんどんと赤みが帯びていくのだとか。ここで見たフラミンゴはほんのりピンク色というイメージで、ぱっと見た感じは鷺かな?と思ったほどです。写真ではうまく撮れていなくて残念なのですが、広い塩田に多くのフラミンゴが餌をついばんでいる姿はなかなかすばらしかったです。

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こちらは丘の上から見るカリアリ旧市街。天空に浮かぶ大きな島というイメージで幻想的です。

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バスでのツアーも14時前に終わり、せっかくなのでとカリアリ近くの海へ。海側に出るとほぼどこでも海水浴場と言っても過言ではない様子です。というのも、今回知ったことですが、数多く存在するサルデーニャ島の海水浴場にはこれと言って便利なものが何も用意されていません。シャワーや水栓、トイレもありません。なので、どこもかしこも海水浴スポット、海岸として存在しています。私が住んでいるエリアの海水浴場には、基本的にパブリックで水シャワーの施設などが備えられています。

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こんな小さな海岸ですが、バールも1軒ありとってもにぎわっていました。

ただ、あまりにもローカル感がありすぎて主人がくつろげないと主張したため違う場所へ移動し、カリアリの中心地から東へ20kmほど行ったところにある「Caletta dell Vasche」へ。たまたま私たちのたどり着いた場所は、海水浴場というよりは小さな岩場と浜スポット。数人いたら満杯になるほどのスペースで秘密感満載の上、海が美しい。まさにサルデーニャに来た!という雰囲気で気分も盛り上がります。

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先述したようにシャワーなどの設備はないので、私たちはスーパーでペットボトルのお水を買って車に積み、車に乗り込む前に塩と砂を簡単に落とす程度の水浴びをするようにしていました。貸しパラソルなどもないところが多いですので、パラソルやゴザなどは簡単なものをスーパーで買うなりして、サルデーニャ旅行中は携行されるといいと思います。そうすると、すてきな浜辺を見つけたら、すぐに泳ぎに行くことができますから!ちなみに私たちはパラソルは買わず、日焼けを嫌う主人のために基本的に貸しパラソルがある浜辺を選んで海水浴をしておりました。

では、まだまだ長くなりますが、次回もサルデーニャでお会いしましょう。

Buona giornata.

筆者

イタリア特派員

丹羽 淳子

イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。

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