【号外5】マルケ州における新型コロナウイルス

公開日 : 2020年03月03日
最終更新 :

現在のマルケ州における新型コロナウイルス情報です。

州内での感染者数は合計で35人に上りました。内33名がペーザロウルビーノ県在住者、2名がアンコーナ県在住者です。悲しいお知らせですが、その内の1名(88歳)が亡くなりました。

私が住むアンコーナ県は、子どもたちの学校も今日2020年3月2日(月)から再開しています。お店なども通常通り開いていて、生活の不便は感じません。

なお、ペーザロウルビーノ県はレッドゾーンに指定されました。封鎖はされていませんが、往来に対しての注意喚起が強く求められています。学校が3月8日まで閉校が決まり、美術館や公共機関、公共のイベントなどはすべて中止となります。

残念がら感染は静かに広がっています。心を落ち着けて状況を見守りたいと思います。

丹羽淳子

追記)日本大使館よりメールが届きました。転載します。

●3月1日現在,北イタリアを中心に感染が拡大しつつあった新型コロナウイルスは,感染症危険情報レベル2が発出された北イタリアの3州以外でも感染が確認されており,3月1日午後6時現在16州で確認されています。引き続き,最新情報を入手するとともに,感染予防に努めてください。1 イタリア全土での新型コロナウイルスの感染状況については,毎日午後6時にイタリア防災庁(Protezione Civile)が記者会見で発表するとともに,同庁のHP(英語版あり)のコロナウイルス特設ページで確認することができます。 http://www.protezionecivile.gov.it/home2 ラツィオ州では,26日付で同州令(Ordinanza)が発出されています。主要点は以下の通りです。概要は,在イタリア大使館ホームページの以下のリンクからご覧頂けます。https://www.it.emb-japan.go.jp/pdf/20200226_Lazio.pdf―修学旅行,姉妹都市交流,ガイドツアーや課外活動,あらゆるレベル,種類の教育機関のプログラムは,3月5日まで一時中止。―直近14日間にWHOが規定する感染リスクが高い地域,あるいはウイルス感染が派生したイタリア国内の市(いわゆるレッドゾーンに指定されているロンバルディア州の10市とヴェネト州の1市)に滞在した者は,管轄地域の指定保健機関内対策部に通知しなければならない。―市民から緊急事態番号112あるいは2月27日から開設したフリーダイヤル800.118.800に接触があった場合,オペレーターは,接触した市民の身分・連絡先を地域内の保健機関内対策部に伝達する。―自宅隔離に関する規定(14日間隔離状態を保つこと,社会的接触の禁止,移動・旅行の禁止,等)新型コロナウイルスに関するイタリア当局問い合わせ先 【全国共通】 保健省全国共通 1500【各州特設フリーダイヤル】(出典:フリーダイヤルが特設されている各州のHPより。詳細は各州HPを参照してください。)ロンバルディア州:800 89 45 45 (感染症の症状が出た場合)ヴェネト州:800 462 340 (行動指針についての情報)エミリア=ロマーニャ州:800 033 033ピエモンテ州:800 192 020(保健関連情報)800 333 444(保健以外)フリウリ=ヴェネチア・ジュリア州:800 500 300トレンティーノ=アルト・アディジェ州:800 751 751ボルツァーノ自治県:800 751 751トレント自治県:800 867 388ヴァッレ・ダオスタ州:800 122 121 (保健以外の情報)トスカーナ州:800 55 60 60ウンブリア州:800 63 63 63マルケ州:800 933 66 77ラツィオ州:800 11 88 00カンパーニア州:800 909 699プーリア州:800 713 931アブルッツォ州(ラクイラ):118(キエーティ,ランチャーノ,ヴァスト):800 860 146(ペスカーラ):118(テラモ):800 090 147カラブリア州:800 767676トレンティーノ=アルト・アディジェ州:800 751 751シチリア州:800 45 87 87 ○なお,リグーリア州HPではフリ ダイヤル設置の情報が確認できません(29日19時現在)。※このメールは、在留届及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されています。(問い合わせ先)○在イタリア日本国大使館   電話:06-487991(領事部)○在ミラノ日本国総領事館   電話:02-6241141(領事・警備班)○外務省領事サービスセンター  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903 ○外務省領事局政策課(海外医療情報)   電話:(代表)03-3580-3311(内線)4475 ○海外安全ホームページ  https://www.anzen.mofa.go.jp/  (PC版・スマートフォン版)   http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html  (モバイル版)

筆者

イタリア特派員

丹羽 淳子

イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。

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