No.102 Urbinoへ遠足してきました。Galleria Nazionale delle Marche へ②
みなさま、おはようございます。今回も先週にひきつづき国立マルケ美術館の続きです。人の少ない美術館でゆっくりとたくさんの写真を撮ることができましたので、しばしお付き合いくださいませ。
美術館に入って大半に見られる絵画は、大体が教会にあったもの。教会に掲げたままだと保存に難しいということで、この美術館に持ち込まれています。ですのですばらしい宗教画が多く見ることができます。こちらのものの1400年代のモノたち。
こちらに関しては、教会の壁をそのままま外して移設したものです。湿気などの問題でしょうね。。。損傷が大きいです。
途中には地元の執筆家の方が寄贈した絵ばかりが並べられたコーナーも。確か、すべてで21点。とても有名な方の作品もありますよ。なんでも、その方の息子さんがキューバで飛行機事故にあり突如帰らぬ人となられ、その彼を思い偲んで、所蔵されていた絵画をこの美術館に寄付されたそうです。
そしてこちら。なんてすてきな天井でしょう。天井の中心にはいつもの鷲の紋章がデデン!ほかにもユニコーンや首飾りなどさまざまな施しがあります。
こちらのお部屋はイギリスからのお客様を迎えた際に特別にしつらえられたのだとか。
こちら、左側は宝飾品入れ、右側は祈祷台。お客様専用でこんな手の込んだものまで用意させるとは...。
イタリアルネッサンス期の画家として有名な、ジョヴァンニ ベッリーニの作品も。この画家が有名なんだよ、なんていわれると、神々しく見えてしまいます...。素人ですから。
次のGalleria Nazionale delle Marche へ③では、美術館の看板作品をご紹介しますね。では、また来週。Buona giornata!
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名前:Galleria Nazionale delle Marche所在地:Piazza Rinascimento, 13, 61029 Urbino PUTEL: 0722 2760時間:月:8:20~14:00 火~日:8:20 - 19:20
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筆者
イタリア特派員
丹羽 淳子
イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。
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