No.81 地中海クルーズのMSCなど、なんとAncona港に寄港いたします
みなさん、おはようございます。あまり知られていないアンコーナですが、海外と結ぶ船も就航しており、クロアチアやギリシャへの船の旅ができます。また、ツアーのお客様向けで地中海クルーズを展開するMSC(最近は日本でもクルーズが開始したとニュースで読みましたが、イタリア資本の豪華客船会社です)や、他の豪華客船もこちに錨をおろします。
定期的に就航するMSC社が企画する地中海クルーズ、MSC SINFONIA は、7泊8日でイタリア、クロアチア、ギリシャを巡ることが出来、効率的な旅行コースとして人気が高いようです。
イタリアでの寄港地は、アンコーナとヴェネチアの2つ。これは本当に素晴らしく名誉なことです!アンコーナ市民にとっては。
この客船、最大乗船者数はなんと2700名(お客様から教えていただきました)という、驚く大きさ。動くマンモスマンションといった感じです。私が今までお会いした日本人のお客様は、皆さん、ヴェネチアから乗船されていました。で、最後の寄港先であるアンコーナで「さて、何をしようか」とかなり悩まれたとか。本当にアンコーナ、マルケ州の情報がうまく取得できないんですよね。このアンコーナ特派員ブログが少しでもMSCで来アンされる皆様のお役に立てれば嬉しい限りです。
アンコーナをじっくり楽しまれたい場合は、ぜひ、こちらの徒歩ルートを!季節が良ければ、ゆっくり歩いて数時間。お食事やお土産を選ぶ時間も入れて、ぴったりだと思います。
ちなみに、アンコーナ港には毎週金曜日に到着します。
午前9時半~10時頃に港に降りることが出来、17時半に船に戻るというのが大体の時間配分のようです。(詳しくはMSCにてご確認くださいませ)
こちらがアンコーナ港の表玄関部分。金曜日の午前9時半。普通の観光地ならば、この時間帯はお客様を迎えるツアー会社やガイドさんで、この辺りはごった返しているはずなのですが、アンコーナはとても静か...。
こちらは港の内部。港にはフェンスが有り、チケットがない人は入場できません。ですので、この写真もゲートの外から撮影しています。
そしてこちらがMSCシンフォニア号。日本のお客様も多くいらっしゃり、船上では日本語を話すことができるスタッフさんもいらっしゃるそうです。アンコーナは情報が少なくて、いまいち面白くなさそうだということで、下船をされないお客様もいらっしゃるとのことなのですが、そんなことは無いんです! アンコーナ旧市街のチェントロだけでも十分に素敵な街並みが広がっていますし、いたるところに遺跡やいろいろなものがあります。少し足を伸ばすと、それもそれで見るべきところはたくさんあります。
船着き場の正面にインフォメーションセンターもあります。無愛想なスタッフがいるかも知れませんが、地図や情報は無料でゲットできますので、ぜひご利用くださいませ。こちらの記事で紹介しています。なかなか不便な場所にあるアンコーナのインフォメーションセンターのご紹介
日本の皆さんになかなか知って頂けない、来ていただいても、なかなか楽しんで頂けないアンコーナですが、地味に良い街です。観光に力を入れていない分、リラックスした街を楽しんで頂けます。ぜひ、来アンされる皆様の少しでもお力になれれば、という思いで、毎週記事を書いている次第です。皆様のご来アンをお待ちしています!
では、今日も素敵な一日をお過ごしください。Buona giornata.
筆者
イタリア特派員
丹羽 淳子
イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。